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サシモニ

サシ飲みがあるなら、サシモーニング(略称サシモニ)があっても良いじゃない

銭湯経営者ってどんな人??

今回のサシモニのお相手は上野で「日の出湯」という銭湯を運営されている田村さん。数年前に勉強会でお会いし、それから何度かお会いさせていただき僕の職場が上野になったこともあり、「日の出湯」も利用させてもらっています。「どうして銭湯の道へ進んだのか」「銭湯で働くって何やってるの?」「銭湯の今後はどうなるのか?」といったことについて色々とお話を聞きました。自分が知らない職場について知りたい方や、銭湯好きにはたまらない話ばかりですよ!!

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銭湯を始めた理由

田村さんはいつから銭湯の運営をやっているのか。そもそものきっかけって何でしょうか?「大卒後から銭湯やってますよ。元々実家がやっていましたからね。実家の稼業を継ごうと思ったのは、電車に乗りたくなかったからです 笑」電車に乗りたくなったから継ぐというのは、ドストレートな理由ですよね。田村さん素敵です。

 

家業を継ぐということ

銭湯の仕事は大変です。田村さんは1日14時間働き、休みも殆どありません。昼からオープンして夜中まで運営しているのですが、お客さんがいなくなれば掃除も自分でするし、オープン前には毎日お湯を入れなければなりません。いくら電車に乗らなくても良いといっても、どうして一般的には過酷と思われる仕事を選んだのでしょうか。「家業だから働いている姿も想像できたんだよね。キツさも含めて当たり前だなと」人間やっぱり生まれ育った環境の影響って大きいですよね。

 

小さなときから将来が見えるのが家業

「小学生のときから親父には継がなくても良いと言われてきた。祖父母にはやって欲しいと言われていたんだけどね。」「高校3年のときに親父にやるかと聞かれて「うん」と言った。銭湯の建替えの話があったから、聞かれたんだけどね」良いか悪いかは別として、高校生のときに自分の将来を決めることって経験にないので想像もできません。田村さんの銭湯人生は高校生のときに、はっきりと決まったんですね。

 

銭湯業界の現状

東京都内にもいくつか銭湯はありますが、毎年ドンドン潰れていっているそうです。日の出湯も一度建替えをしているそうなのですが、この建替えが大変とのこと。「銭湯は建物の建替えが億単位になるんだよね。普通にやっても3億くらいかかる。設備等がかなり必要だから。だから、老朽化してしまうとマンション等になってしまうことが多い。」なるほど。銭湯を利用する人が減少し、なおかつ老朽化による建替えのコストも多額になる。厳しい現状が伺えます。

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田村さんの工夫

田村さんのお宅では上野の日の出湯以外にも蒲田で銭湯を運営されています。田村さんが日の出湯の運営を任されるようになったのは数年前から。どのような工夫をされているのでしょうか。「1日当たりの来客数が20人くらいは増えたんですよ」おぉ!お客さんが少なくなる中で増加しているのは素晴らしいですね。「接客を変えたんです。笑顔でまともな接客をする。それだけでも全然違うものですよ。」接客業において当たり前と思われることを当たり前にする。意外と出来ないことなのでしょうか。わざわざ遠くから来る人もいて「こんな感じの良いところないのよ。」と、言われることもあるそう。また、お金を落としたいからと言って、ポカリを5本買っていかれる方もいるそうです。接客ってホント重要ですよね!!

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銭湯マナー問題

「銭湯に行くライフスタイルを作りたい」銭湯業界の漢として、素敵なビジョンを語る田村さん。今の銭湯業界の問題はどのような点にあるのでしょうか。「目下にあるのはマナー問題。先ずは銭湯のマナーを伝えたい。いくら人を呼んでも、マナーを知らないと荒れてしまうことになる。」見知らぬ人と裸の付き合いをする場だからこそ、マナーは大事な問題ですよね。どのような問題が現状あるのでしょうか。「例えば、身体を洗わないでお風呂に入って、お客さんに怒られて「もう二度と行きたくない」と思う人がいる。これも身体を洗ってから入ることを知っていれば起きない問題なんです。」「桶とか椅子を使ってそのままにしてしまう人も多いですかね。」既存のお客さんにも嫌がられずに新規のお客さんを増やすには、ルールの共有化は避けられない問題です。ぜひ田村さんには多くの人に伝えていってもらいたいですね。

 

今後の銭湯業界

「歩いて3分の銭湯同士でも、それぞれ文化が違う。銭湯同士はライバルじゃない。共存共栄するもの。」確かに日の出湯さんの近くに他の銭湯があるのですが、空気感は全然違います。(上野に会社があるので知っているのです 笑)「みんなで全体のニーズをカバーすれば良いのではないでしょうか。」「うちは大きな銭湯ではないし、他がやっていることを全てをやらなくて良い。自分自身ゆっくり入れる銭湯が好きだから、日の出湯もそうしたい。」なんか素敵ですよね。叩き合うのではなく、お互いの良い点を伸ばし合って全体のパイを大きくする。きっと昔からある日本文化ってこういった姿勢だったんではないでしょうか。

 

若手銭湯経営者だからこそできること。

田村さんはSAVE THE 銭湯!!というメディアを自分で立ち上げています。

~銭湯の未来を創るWEBマガジン~SAVE THE 銭湯!!

SAVE THE 銭湯!!は銭湯の有識者に公開ブレストしてもらうメディアとのこと。このような動きによって、多くの人が銭湯に興味関心を持ってもらうことが、今後の銭湯業界を盛り上げていくことに繋がるのだと思います。最後に田村さんにお伺いしたのが、「銭湯運営していて楽しいことは??」という質問に対しての答えは「お客さんの喜びが1番!!」とのことでした。ぜひ多くのお客さんの喜びを集め続けていってもらいたいです!!

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田村さん情報

日の出湯URL:上野 浅草 銭湯 日の出湯

日の出湯FBページ:日の出湯 - 東京都台東区 - ローカルビジネス | Facebook

運営メディア:~銭湯の未来を創るWEBマガジン~SAVE THE 銭湯!!

※日の出湯ではセミナールームの貸出しもしています。ご興味ある方は是非お問い合わせ下さい!!

 

サシモニ利用店舗

店名:マドンナー

URL:http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13076245/

感想:会社の近くにあることもあり、何度も利用しているマドンナー。

純喫茶と言われる雰囲気が大好きです。

ワンコインでモーニングセットいけるのが良いですよね~~

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