サシモニ

サシ飲みがあるなら、サシモーニング(略称サシモニ)があっても良いじゃない

将来社長になる男は総務から生まれる

今回のサシモニのお相手は誰もが知っている大手アパレル関係の会社で働く高橋さん。友人の食事会で初めてお会いし「なんかこの人面白そうだなぁ~」って直感で、サシモニのお誘いをさせていただきました。普段あまり接点がないアパレル業界で総務として働く方の実態。総務という仕事自体よく分かっていなかったのですが、とっても大切な部署だと勉強になりました。デキる総務について知りたい方は、ぜひご一読ください!

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会社に行くときは自社の服

最初にお会いしたときはお互い私服だったのですが、出社前ということもあり、メチャメチャパリっとしていた高橋さん。お洒落です。「会社に行くときは自社のものしか着ないですよ。企画課の人は他社研究という意味も込めて他者の服を着ていることもありますが。」部署によって慣習も変わってくるんですね。そもそも、どうしてアパレル関係の会社に入ったのでしょうか。「営業職をいろんな業界で探していたんだけど、結局、自分の好きなものが良いかと思って。」「服が元々好きだったから今の会社に入ったんですよ。」好きを仕事にすることが難しいと言われることも多いですが、自分の好きなジャンルの仕事に携われるって幸せなことですよね。

 

営業希望が間接部門へ

当初は営業職を希望していた高橋さん。しかし、新卒で配属された部署は営業職ではなかったそうです。「最初に配属されたのは人事部。当初は営業職でないことに少し不満を覚えたこともあったけれども、あるとき先輩から「人事は会社の営業職。自分が会社を代表することで学生を取る営業なんだぞ。」と教えられ、考え方が変わりました。」なるほど。人事は会社全体の営業職なんですね。今までそんな考え方を持ったことはなかったですが、確かにその通りですよね。人事部の仕事はどうだったのでしょうか。「ワークライフバランスという言葉があるけど、仕事を仕事として、はっきり認識しようとすると仕事を負荷と考えるようになる。」「人事部で組織の人の働きやすさを考えたときに、会社の制度の中にワークライフバランスを取り入れると、どこかで歪みが生じる部分も感じたかな。」なるほど。僕自身でいえば、自由に仕事をしているので、仕事も趣味も切り分けがなくなっています。平日が仕事とかって考え方もないし、むしろ仕事を仕事と思っていなく、全て楽しむ中での要素と思っているから、遊びのような感覚もあります。ただ、明確に「仕事」と切り分けられると、負担に思うことは確かにあるでしょうね。

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総務の仕事ってなに?

人事部から総務部に異動になった高橋さん。そもそも僕は総務の仕事がよく分かっていないのですが、総務って何をするところなのでしょうか。「総務は社内の人がお客様と考える。フロントでお金を稼ぐわけではないけど、サービス精神を置いて取り組むことが大事ですよ。」ほーーー。総務のお客様は社内の人なんですね。面白いなぁ。総務の仕事の楽しみってどこにあるのでしょうか。「総務の仕事の楽しさは何でも出来ること。どこの部門が担当して良いか分からないものは、最初に総務にくる。」「管理部門の仕事の中でも、経理等の専門職に切り分けられないものが来るイメージかな。」なるほど。確かに良く分からないものは総務に頼むイメージがあります。サシモニ勉強になりますね(笑)

 

総務の仕事の実態

さて、何となく総務の仕事も分かってきたのですが、実際に働いてみてどうなのでしょうか。「総務は会社のインフラを担っているんだけど、インフラ部分のことは他部署の人が知らなくて済むならそれで良い。ただ、それでも相手に伝わるくらいの仕事をすることが大事だよ。」おぉ。格好良い!!インフラについて、いちいち知る必要はないけれども、自然と醸し出される働きによって、総務の価値に気付いてもらうわけですね。素敵です!「社内のことで、何か困ったたときに相談が来るのは必ず総務だからね。そこで答えになってあげられることが嬉しいよ。」高橋さん素敵だなぁ。僕も会社の中にこんな総務の人が欲しいですね。

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総務は社長と一緒

さて、総務の仕事っぷりも伝わってきましたが、この先のビジョンについて何か展望はあるのでしょうか。「会社のことについて、着眼点が社長と一緒なのが総務。専門職ではないから、俯瞰して会社を見る必要があるからね。総務の心構えは社長業と一緒だと考えているよ。」営業や技術職だと、自分の立場の仕事を突き詰める必要がありますが、総務は会社全体のことを考えなければならない。だからこそ、社長業と一緒なんですね。「高度経済成長期は総務上がりの人が社長になったことが多かったんだよね。不況になると目先の利益を確保する必要があるから、営業や財務上がりの人が多くなった。」知らなかった事実ですけど、なるほど納得ですよね。「将来の目標は今の会社の社長になること。1,000人を越える組織の社長になると、良い意味で影響力を持てるからね。改善点を見つけたときに組織としてスムーズに動けるようになるだろうしね。」良いっすね。ぜひ社長になってもらいたい。志を感じますわ。

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応和に込められた思い

将来社長になりたいと語る高橋さん。もうちょっとその点について聞いてみました。「1,000人以上いる会社なので、そこで影響力を発揮できないと他でも通用しないよね。新たに組織を作るよりも、既に組織が作られているところでやる方が大変。だから、今頑張るんだ。」カックイイっす。高橋さんは「応和」というお名前なのですが、名前から感じるものもあるそうです。「小学校4年生のときに自分の名前を調べて気付いたんだ。応和とは、まさにわとなれ。だからなのか、チームをまとめたり、調整するのも得意だよ。」名は体を表すと言いますが、まさにって感じですね。最後に高橋さんのエピソードで僕の心に残ったものを紹介します。「チームを作るときに、会社の飲み会に来ない人もいるよね。でも、チーム内を円滑に回すためにも、コミュニケーションを持つ必要があると感じている」「だから、3ヶ月前から日程を決めて、1人1人説得していくんだ。」地道な働きかけを誰かに言われてやるのではなく、自ら出来る人ってなかなかいないと思うんですよね。まさに、社長業と一緒で全体を俯瞰して見ているからこそ出来る行為です。今後の高橋さんのご活躍に乞うご期待です!!

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僕はこう思った

最近、大企業の人達の実態を聞いたり、見たりすることが多い。正直、なんて無駄な考え方や行動、調整コストを取っているのだろうと思うことがある。そして、多くの人は自分の社内におけるムダに気付いている。僕だったら、すぐにリタイアして自分がやりやすい道に行ってしまいそうだが、最近出会う友人たちは闘っている。大企業の中でのやリ方を踏まえながら、改革を起こそうとトライし続けている感じを受けている。高橋さんが仰る通り、新たに作るよりも既存のモノを作り替える方がよっぽど大変だ。ただ、僕の身近にいる人達は、そこにトライしている。その人達が諦めずにトライし続ければ、大企業だって変わるんだろうと思う。そう考えると、日本の大企業が不安視されることが多くなってきたけど、決して過剰に心配する必要はないと考えるようになった。確実に優秀な人材は大企業にいる。後は彼等が戦って、彼等が最大限に活躍できる場を創り出せたら、きっと素晴らしい未来が待っているのではないだろうか。そんな未来に期待している。彼等が大企業の社長になって、僕に美味しいお酒をご馳走してくれる日を夢見て。。。

今日のサシモニ会場

店名:AROMA

住所:東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 八重洲地下1番通り

URL:http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13045029/

 感想:東京駅から近く朝早くやってくれているのは嬉しい!!モーニングセット以外にも結構色々あるし、落ち着くし、また利用してみようと思ってます!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「サシモニして朝を充実させよう」と思われる方は、お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

Email:hishiki0519アットgmail.com
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