サシモニ

サシ飲みがあるなら、サシモーニング(略称サシモニ)があっても良いじゃない

鎌倉でシェアハウス運営。新たな場作りを目指して。

今回のサシモニのお相手は鎌倉友達の徳満さん。高校の同級生と一緒に鎌倉でシェアハウスの運営や家具の通販、WEB制作をやっているippomeの取締役の彼は未だ24歳。なぜシェアハウスという事業をやっているのか。若くして起業してみてどうなのか。といったことをサシモニでお伺いしました。つい先日別件で朝から打合せ予定なのに、スケジュールに入れ忘れ、完全にすっぽかしてしまった僕は、今回結構気合いを入れて記事を書く予定です(笑)コミュニティ作りや、若い世代の起業に興味がある方等ぜひぜひご一読ください!

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安定企業からスタートアップへ

若い世代が起業することが普通の世の中になってきています。僕の周りにもたくさんいますが、徳満さんの場合はどのような経緯だったのでしょうか。「自分で起業したわけではなく、高校の同級生の社長である小林が一人で起業したのがippomeなんです。一年間小林が運営した後にジョインしました。」なるほど。友達が起業して、そっからメンバーとしてスタートアップに携わる形になったわけですね。ippomeにジョインする前は何をしていたのでしょうか。「元々マーケットエンタープライズという会社で買取の営業をしていました。1年4ヶ月間の在籍でしたが、仕事も順調にいっていて良かったですよ。」新卒で入社した会社で順調に過ごしていた。その点だけを聞くと、別にそのまま会社に在籍していても良いんじゃないか。という疑問も浮かびますよね。

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なぜスタートアップに!?

「社長の小林が高校からの同級生だったので、以前から一緒にやろうと言われていたんですよね。」「シェアハウス事業を行う等、業務拡大もあって自分が必要かなと思ったこともあります。」なんか良いですね。同級生と一緒に会社を運営するって色々大変そうな気もしますが、仲良い人と一緒に楽しくやるのが一番ですよね。さて、実際に働いてみてどうなんでしょうか。「辞めて良かったなと思います。今は働く喜びをお金以外の部分で感じています。」「以前の会社では成果を出しても物足りなさを感じているときもあったんですよね。」この気持ち多くの人が良く分かると思います。仕事の報酬ってお金以外にもたくさんあるんですよね。僕自身、お金のための仕事も必要だとは思うんですが、それだけだと正直キツイです。仕事での喜びって様々だと思いますが、相手があってこそが基本となるものですもんね。

 

シェアハウス運営の実態

シェアハウスの運営って最近多くなっていますし、僕自身も少し興味があるのですが、実際のところやってみてどうなんでしょうか。「お客さんが住人だし、自分自身も住人。お客さんに対して何が出来るかを常に考えていますね。目の前の人に対してすぐに何でも出来る環境が良いですよ。」なるほど。お客さんが住人で、常に目の前にいる環境って、なかなかそんな商売ないですよね。「目の前の人に出来ることをやることで、相手の喜び等がダイレクトに伝わってくることで充実感を感じます。生きてるって感じられるんですよね。」「社長の小林も自分のことを求めてくれているし、住人の人も求めてくれる。これがやり甲斐に繋がってます。」相手の喜びが自分の喜びに繋がる。どんな商売でも基本となる考え方だと思いますが、より近い関係であればこそ、その喜びを感じやすいものにもなるでしょう。シェアハウスの運営って素敵ですね。

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新たな一歩目を踏む人の手伝いがしたい

ippomeでは鎌倉の笛田と材木座の2拠点でシェアハウスを運営しています。他のシェアハウスとの違いはあるのでしょうか。「普通のシェアハウスと違って、心もシェアできるような場を目指しています。人の背中を押して応援できるような場でありたいんです。住人同士がの関係含めてですね。」「そのために、自分たちのバックグラウンドや価値観を共有するようにしています。」大きなシェアハウスだと、住人同士の交流もあまり盛んでないこともあるそうですが、ippomeの場合は一戸建てをシェアハウスとしていることもあり、住人同士の繋がりも深くなっているのですね。人それぞれ好みがあると思いますが、良いコンセプトだと思います。でも、その想いに共感する人を見つけるのって難しくないのでしょうか。「HPにコンセプトを明示しているので、そこでフィルターがかかっています。コンセプトに共感してくれる人が多いからこそ、利益追求ではなく、その人が住むことに意味を感じられる場所にしたいんです。」素敵じゃないか。ippome。全ての人に受け容れられる必要ってないですもんね。必要な人に必要な場所を提供することが大事。

 

ippomeのこれから

「将来は住居だけでなく、シェアオフィスや畑だったり、ライフスタイルが完結できる村作りをやっていきたいです。」「住むこと、働くことが人の生活のメイン。その場が築けたら人の人生の可能性が拡がるのではないでしょうか。集まる人がより豊かになっていく場を作りたいですね。」衣食住のうち、食と住で良い場を創りあげていきたいんですね。素敵です。「自分が周りの人に背中を押されてきたんです。だから今度は僕等が継続的に多くの人を巻き込みながら相手の背中を押していけたら、大きな喜びに繋がるの思っています。」「対話が人を知ることの原点。シェアハウスって場だと、より近い関係で対話することができます。向き合って対話して、お互いの可能性を広げたいですね。」うんうん。これからippomeがどんな場を作っていくのか非常に楽しみです!!大きな一歩を歩み続けていくippome今後も要チェックです!!

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僕はこう思った

シェアハウスってここ数年で一気に伸びている事業です。なぜ今の時代にシェアハウスが求められるのでしょうか。もちろん、通常に借りるよりも金銭的負担が少なくて済むという一面はあると思います。ただ、僕の友人にもいますが、普通に部屋を借りるよりも高い金額を支払ってでもシェアハウスに住んでいる人達もいます。Facebook等のSNSがWeb上で繋がりを生むサービスであれば、シェアハウスはリアルな場で直接的な繋がりを生む場です。ここが大きなポイントではないでしょうか。繋がり繋がりって辟易する程に聞かれるようになりましたが、本来人間一人で生きられるはずもなく、元々生物として繋がりや共有という概念は生まれ持ったもの。ここ数十年、様々な外的要因も含め「個」の時代と言われていたことが、そもそもおかしかったのではないか。今、全体として大きな螺旋階段を登りながら、生物本来が持ち得ているシェアの文化や横の繋がりが、当たり前の時代に立ち戻っているのではないかと考えています。何をするにしても自分一人ではなく、みんなでやったほうが楽しいし、成果も出るようになります。自分の心に素直に従ったときに、「シェアハウスという選択はフィットする」と考える人達はこれからも増えるような気がしています。

 

ippome情報

会社URL:鎌倉のWEB屋・シェアハウス-株式会社IPPOME

シェアハウスURL:湘南・鎌倉シェアハウス「1192」

家具通販サイトURL:家具・インテリア通販【IPPOME(イッポメ)】

 

今日のサシモニ会場

店名:カフェ・ロンディーノ

住所:神奈川県鎌倉市御成町1-10

URL:http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14000260/

 

 感想:鎌倉でサシモニするときは、アホみたいにここを使ってしまう。だって珈琲もトーストも美味しいんだもん。。。ただ、芸がないのでそろそろ鎌倉でも新規開拓していかねば!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「サシモニして朝を充実させよう」と思われる方は、お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

Email:hishiki0519アットgmail.com
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