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サシモニ

サシ飲みがあるなら、サシモーニング(略称サシモニ)があっても良いじゃない

人助けの道は消防士から次の道へ

サシモニ

今回のサシモニのお相手は小学生のときから同級生のアンリ。現在は個人で整体師の仕事をしていて、僕も大分お世話になっています。今まで知らなかったこともたくさん聞けて、かなり面白い奴だなってことが良く分かります。元消防士からの、タイでカニ漁師をやっていたり(笑)もちろん真面目な話もありますよ。ぜひご一読ください!

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今の仕事は順調?

僕自身、彼には定期的に身体のメンテナンスをしてもらっているのですが、仕事は順調なのでしょうか。「今、独立して3年目で今年の9月で丸3年。ようやく足下は固まってきたかなという感覚かな。数字だけ見れば右肩上がり。その中で浮き沈みもあるけどね。」おぉ。上手くいっているようでなによりです。どんな人がお客さんなのでしょうか。「都内から2時間近くかけて来てくれる人もいるよ。ただ、いきなり来なくなる患者さんもいる。治すのが仕事だから、満足して来なくなった可能性もあるけどね。そういったことで悩んだ時に、メンタルを保つのが結構大事かな。」確かに、サービスとしては、お客さんが来なくなることが目的の一つでもあるんですよね。上手くやればやるほど、お客さんが少なくなるかもって結構難しい問題です。

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どうやってお客さんを集めるか

彼は自宅(鎌倉の長谷)or出張でサービスを行っています。お店を開かない分、初期コストを抑え、効率的とは思います。とはいえ、集客するのが大変そうですが、どうやってお客さんが来ているのでしょうか。「殆どがクチコミだね。クチコミで来た人が、定期的に来てくれることが多い。紹介で来る方は、良くなりたい想いが強いのかもしれないね。」ここで肝なのはクチコミで来てくれた人が、そのまま定期的に来てくれているところ。リピーターになってもらうって、とっても大事です。「商売柄、継続できる関係を増やすことは重要だね。身体の悪い部分を治して喜んでもらって、定期的にメンテナンスで来てくれる人が増えることが嬉しいかな。」お客さんと良い関係を築けている感じですね。素晴らしいです。それにしても、どうして彼は自分で開業することにしたのでしょうか。

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消防士時代

そもそも彼の初めての仕事は消防士だったんです。「高卒で消防士になったのが最初の仕事。テレビで見る消防士の姿に憧れたんだ。中学生のときに、川で流された小さな子供を助けたことがあって、その時に良い仕事だと思ったんだよね。」マンガに出てくるようなストーリーです。実際のところ働いてみてどうだったのでしょうか。「描いていた世界とは全然違ったね。公務員的な体質や、現場仕事もあまりない。良いことなんだけどね。40年後の自分の姿が見えてしまってさ。その将来像に自分の人生を捧げる気がしないし、自分でなくても良いと思ったんだ。」なるほど。なんか公務員の人の話っぽいですね。消防士を辞めたのは他にも理由があったのでしょうか。「一番大きかったのは、国際救助隊の部隊が鎌倉になかったこと。高校生で無知だったんだけど、消防士は市の雇われだから異動もない。憧れてたのは国際救助隊だったんだよね。それで2年で辞めて資格の学校で勉強し直して、国際救助隊がある他の自治体の消防士の試験を受け直したんだ。そしたら落ちてしまった。。。」ここで彼の人生は大きく舵を切ったわけです。憧れの職業を目指して一念発起するものの、結果は伴わず。一体どのような道に進むのでしょうか。

 

彷徨う時期が始まる

公務員から一転して無職になったアンリ。何から始めたのでしょうか。「お金もなかったので、バイトをしようと思ってタウンワークを見たら、一つもやりたい仕事がなくて衝撃だった。21歳のときだね。色んなバイトしようと思って、工場で働いたりもしたね。」消防士から工場とは、働く環境が様変わりですね。さらに変わり続けます。「先輩に「面白い仕事をやっている方を紹介してください」とお願いしていたんだ。そしたら、車のオーディオ機器を扱っている人を紹介してくれて。「タイにオーディオ機器を輸出して商売するぞ」って誘われたんだよ。」おぉ!日本に留まらず海外に出て行くとは、カッコイイね!!「それで、先輩とタイに行ったら先輩が「ビジネスが出来る土台を作っておけ」と言って、一週間で帰国したんだよ。結局その人はタイに会いたい女の子がいただけだったんだ。。。」えっ!?どういう意味ですか。。。「先輩が全然戻ってこないんだよ。一週間か二週間でタイに戻ると言っていたのに、戻ってこない。」「仕方なく先輩の友達の女の子の親戚に住む場所を紹介されて、そこで蟹の漁師を2ヶ月やった。そこから次に紹介されたのが米農家で4ヶ月働いたよ。タイ語も分からないし、友達もいないし、大変だったね。」え~~っっと、正直笑えます(笑)タイに輸出貿易をしに行って、蟹漁師と米農家をした日本人は他にいないでしょう。

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父からの教え

日本に無事戻ってくることが出来たアンリ。その後はどうしたのでしょうか。「中古車ブローカーの先輩のところで1年間バイトしていたんだ。その時に親父が死んだ。23歳のとき。その時に色々考えたね。消防士になって、一番喜んでくれたのは親父だった。母親に心配かけたくないし、安心させたいと思った。だから、やりがいのある仕事をやりたいと思ったんだよね。」そうか。親父がキッカケだったのか。どんな親父だったのでしょうか。「親父の教育で「サラリーマンになるな」とか、「会社の歯車になるな」と言われて育ったんだよね。だから、自分で稼ぐことを考えるようになった。」彼の父親は大手のサラリーマンだったそうです。きっと、そこでの経験が息子への想いと相まみえて、強いメッセージとして残ったのでしょうね。 「ちょうど、そのすぐ後に今の師匠に出会ったんだ。兄の同級生の親父さん。「興味あるなら教えるよ。」と言われてね。当初は全く興味なかったんだけどさ。」人生の転機には人との出逢いがあると、良く言われますが、彼も同様だったんですね。

 

どうやって技術を取得したか

彼は按摩マッサージ指圧師という国家資格を持っているのですが、どうやって始めていったのでしょうか。「最初は専門学校に3年行きながら、横浜の治療院で2年働いたよ。「将来独立したい」と言ったら5年かかると言われて、同期の何倍も時間を使って練習したね。」なるほど。結構な努力を重ねていったわけですね。マッサージをする人にも、色んなレベルの人がいると思うのですが、技術の違いはどこで出るのでしょうか。「技術レベルの高さは効果が高いかどうかで決まるよね。そして、痛いものには必ず原因がある。例えば、膝が痛い人だと背中が丸くなっていることが原因のケースが多いから、背中の丸みをとってあげる。」「身体を触って、どこに原因があるかを見つけることも技能の一つだし、悪い場所が分かっても、それを取るのはまた別の技術。原因は奥深いところにあるから、表面だけじゃ、なにも変わらないない。奥の部分に、いかに作用できるか。」「古武道とかに通じるものがあるかも。ちょっとした力で深いところまでつくかどうかが大事だから。」 そうなのかぁ。かなり奥深いものがあるんですね。勉強になります。

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仕事の醍醐味

今では独立してやっているわけですが、仕事を通じて嬉しいことってなんでしょうか。「リアクションがダイレクトに来るのが嬉しいよ。悪い人が良くなると泣いて喜ぶ人もいる。その人の人生を方向修正できてしまうんだよね。足が悪いから外に出れない人が、治療することで外に出ることが出来るようになる。「ありがとう」と泣いて喜ばれて、お金をいただけるなんて凄いことだと思って、極めたいと思ったんだ。」それは素敵な仕事ですね。身体って本当に資本だから、全てが変わりますもんね。逆に大変なことって何があるのでしょうか。「やっていて一番辛いのは治せなかったときや、患者さんに諦められてしまったとき。師匠には「神様ではないから仕方ない。」と言われるんだけどね。自律神経が完全にコントロール不可能になっていたり、骨が曲がって神経がダメになっていると、手に負えないときもある。それでもお金をもらうときに、申し訳ないとも思う。」そうか。色々あるんですね。将来的なビジョンって何かあるのでしょうか。「将来は後進国の子供たちに技術を教えていきたいんだ。資本がかからないものだから、場所さえあれば出来るしね。」素敵なビジョンです。ぜひ実現してもらいたい。ちなみに彼の料金は5,000円で1時間前後と割安感もあります。もしニーズがあれば、繋ぎますのでお気軽にご連絡ください!

 

僕はこう思った

紆余曲折あって、マッサージ師となった友人のアンリ。消防士からスタートしたわけですが、彼がやりたいことの本質は人助け。人助けを通じて喜んでもらうことなのではないかと思います。中学生のときに川に流されていた子供を助けたこともそうだし、目の前の患者さんに喜んでもらうことも人助けです。人助けって商売の基本中の基本。働くの語源は「傍を楽にする」から来ているそうで、彼がやっていることは、まさに働くことです。世の中の仕事は全て誰かのために出来ている。それが彼のように直接的な繋がりのものもあれば、例えば、Webを通じて間接的なものもある。自分がどの部分を選択するかは、自分自身の趣味趣向によりますかね。目の前の人を対象にする仕事と、Webを通じて出来ることは、及ぼす影響の大きさは後者の方があることが多いです。しかし、ダイレクトには伝わりにくい。バックヤード系の仕事の方も同じことが言えるかもしれませんね。それぞれが一長一短あると思うのですが、大事なことは働くことって、常に誰かの人助けであることを忘れないことなのかもしれません。そう考えれば考えるほど、自分自身が働くことで生み出せる価値を高めていきたいものです。

 

今日のサシモニ会場

店名:GARDEN HOUSE

住所:神奈川県鎌倉市御成町15-46

URL:ガーデンハウス レストラン (GARDEN HOUSE Restaurant) - 鎌倉/カフェ [食べログ]

感想:鎌倉で有名なプール付のスタバの横のカフェ。個人的にはこちらの方が落ち着いて話が出来るので好きです。ただ、8時オープンが9時になってしまって。。。ぜひ7時オープンに!!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

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