読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サシモニ

サシ飲みがあるなら、サシモーニング(略称サシモニ)があっても良いじゃない

世界中の人と一緒により良い世界を作るKULUSKA

サシモニ

今回はkuluskaというブランドで主に革を使った製品を作っている藤本さんとのサシモニ。ご夫妻で活動しているkuluskaはとっても素敵でワールドワイドのご活躍中。先日行われた「Fab10」というFab Labの国際会議においても過去10年のプロジェクトのうち、200以上のエントリーの中でもTOP15に選ばれたりと、世界的にも注目されています。一体どのようなことをやっているのか。そしてどのような経緯できたのか。色んな話を伺いました!!MAKERSという言葉が流行る前からモノ作りに向き合ってきた方のお話をぜひご一読ください!f:id:sashimoni:20140822141312j:plain

kuluskaの原点

kuluskaのお二人は現在鎌倉が活動の拠点ですが、元々はどちらで活動されていたのでしょうか。「2006年に会社員をやりながら広島で結成しました。周りの友人たちから「自分にとってちょうど良いモノがない。」という話を聞く機会があったんです。そんな話を聞いたことをキッカケにモノ作りを始めていきました。」なるほど。当初はどのようなスタンスで活動していたんですか。「作家は自分の作品やスタイルを売る手法が多いです。でも私達はその人にとって良いモノを作りたかったんです。自分の色を出すのも良いけど、「こうだったら良いな」と相手がイメージしているモノを作れたら良いなって。」うんうん。押し付けるわけではなく、あくまで相手あってのことなんですね。「フルオーダーで服を作るとお金も時間もかかります。なので、セミオーダーの手法をとりました。フルオーダーは1から10までオーダーできますが、セミオーダーは首元の襟とか、カフスやボタン。生地を選んだり、右腕と左腕のサイズを選べるようにしました。ある程度決まった中でも自由に選びながら遊べるんです。」セミオーダーの服。それ良いですね。服に対する思い入れが強くなりそうです。

f:id:sashimoni:20140822141348j:plain

モノ作りの葛藤

kuluskaの活動ですが、現在はどうなっているのでしょうか。「革を扱ったものづくりやワークショップがメインになっています。2009年までは流通に乗せていたのですが、大量生産、大量消費に対して違和感を覚えるようになりました。」「衣食住の食のすごさを感じていて。飲食店が出しているモノは食べるとなくなります。でも、自分たちが作るモノは形に残ります。だから、いらないモノを作るのではなくて必要なモノを作りたいんです。」凄い。そういった気持ちで流通に乗せるのをやめるって、思ってもなかなか出来ることじゃないはずです。「自分たちのモノは作るけど、これだけ世の中にモノが満ち溢れているのに、「なぜモノを作るのか」を考えこんで、製作が出来なくなった時期もありました。」「自分たちの商品がいらないモノになるのも嫌だった。自分たちも気持ち良いし、みんなも気持ち良いモノを作れないか考えていましたね。」モノ作りに対して真摯に向かうからこその葛藤だったんでしょうね。そこまで向き合う姿勢ってホント大事ですね。

鎌倉での生活

そういえば、なぜ広島から出てきたのでしょうか。「広島ではある程度生活も上手くいっていました。ただ、東京で出来ることと地方で出来ることの違いや、東京の生活はどういったものかが気になっていたんです。」「違う生活や仕事がどうなるのかは楽しみだし、東京では楽しいことをやっていそうだという感覚もありました。それで2008年から鎌倉に住むようになって、旦那も私もこちらの会社に転職しました。」地方から見た場合の東京ってやっぱり僕のように東京圏で育ってきた人間とは、また違った見方があるのでしょうね。実際に東京で働いてみてどうだったのでしょうか。「東京が高回転で動いて、色んなモノがアウトプットされるのが分かりました。ただ、海とか山とかに近いところに暮らして、自然に囲まれながらモノ作りをしようと考え、鎌倉にたどり着きました。道を歩いて木々がある生活です。」確かに鎌倉には自然が残っていますもんね。住んでみていかがですか。「凄い良かったですね。鎌倉の人たちからは、何をしている人なのか聞かれないんです。名刺のやり取りもないですし。でも、どこに住んでいるのかは聞かれるんですよ。やたら握手したりハグする文化に暖かさを感じますね。」これ面白いですね。確かにどこに住んでいるかってよく話題に上がる気がします。狭い中に住んでいるからこその挨拶みたいなものですかね。

f:id:sashimoni:20140822141505j:plain

場所が変えたもの

実際にこちらで生活して変わったこと等あるのでしょうか。「去年はランサーズというクラウドソーシングを提供している会社で働いてみて、いつどこでも働ける世界を自分自身が体現しないと、そういう働き方をする人が増えないなと思っていました。それで、ランサーズを退職後は、フリーでグラフィックデザインの仕事をやったりもしていました。」おぉ。結構幅広くやっているんですね。働き方ってまだまだ多様性が生まれそうですよね。「モノ作りで暮らせる人が増えたら良いなと思います。クラウドソーシングで暮らせる人が増える未来が実現できたら良いですよね。凄い小さなビジネスが回るだけでも地域を支えたり、お家でできる事で新たな世界が広がることもあるはずです。」そうですよね。これだけネットが発達した恩恵って、一つの場所に縛られずに仕事が出来るようになった部分もあります。クラウドソーシングはこれからの時代にピッタリはまりますよね。

f:id:sashimoni:20140822141433j:plain

ワークショップ

kuluskaでは革を使ったワークショップも結構やっているようですが、どのような想いがあるのでしょうか。「モノを通じたコミュニケーションをやりたいんです。世の中って一見すると繋がっていないように見えるものがあります。でも、理解しあえれば一緒に歩んでいけるもの。そこを見えるように伝わるようにしたいです。モノはモノのままそこにあるだけじゃなくて、世の中や社会と共にある。」「革は今あるモノを余すことなく使えます。革の端っこの部分は作品としてあまり使わない部分、かつ商品になりにくい場所なんです。廃材として捨てるのではなく、"クリエイティブリユース"という形でワークショップを行うプロジェクトもしています。地域から出た廃材や、企業が廃材として出している部分の革も使用していますよ。」そうだったんですか。僕もワークショップをしている場面を何度か見たことがありますが、廃材とか使っていたんですね。ワークショップはどんな感じなのですか。「心が折れないくらいのサポートをしつつも、自由にやってもらいます。その人にとって欲しいものや、必要なものを作ってもらうんです。自分で作ると自分で直すこともできます。そして、作る楽しさを知るからこそ、世の中で流通しているモノに対しても価値を実感できるようになりますね。」確かに。どれだけそのモノを作るのが大変か、プロセスを経験することで理解できますもんね。面白いなぁ。

旅するkuluska

最近のkuluskaの活動はどうなのでしょうか。「今は全国各地を旅しながら活動しています。旅するkuluskaでは、その土地の素材を使うことが多いですね。例えば、鹿が取れる地域なら鹿の革を使ってワークショップをやりますよ。」それ面白い。地元の革を使うなんて、作り手からしても嬉しいでしょうしね。「オープンデザインプロジェクトの「旅するデザイン」も継続しています。オープンデザインとは、アイデアをシェアしあいながら、みんなに伝えると未来に繋げるグッドアイデアになるかもしれない活動のこと。」「私達のスリッパのデザインがアフリカで使われて商品となってアメリカのオバマ大統領まで届いたりしました。」凄いですね。普通は知的財産権云々とかいうところを、オープンにしちゃうんだもんなぁ。どういった深層心理があるんですかね。「モノ作りの世界で周りにずっと頑張っている人がいます。だけどモノ作りをしながら暮らしていくのが難しい人もいるのが実態です。諦めずに出来るやり方があれば、実現してシェアしたいんです。続けられる方法があったら、みんな続けられたら良いのになと思うから。」素敵。素敵すぎる。スリッパをオープンにしたことでアフリカの人の仕事が生まれたりしているんですもんね。これからもモノ作りの新たな世界を拡げていっていただきたいです。kuluskaの今後がメチャメチャ楽しみです!!

10387090_730875643622158_1548074259632591536_o

僕はこう思った

とても素敵なご夫婦でやられているkuluskaさん。当たり前かもしれませんが、とっても素敵で良い人達なんですよね。気持ちの良いお二人です。だからこそ、自分たちのことだけではなく周りの人。ひいては世界の人達に貢献することまで具現化できているんだと思います。でも、勝手な僕の思いかもしれませんが決して高尚なところからスタートしたわけではないのだと思います。スリッパのオープンデザインの話にしても、たまたまノルウェー人の人が鎌倉のfab labを訪れたときにkuluskaのデザインに惹かれて、彼がアフリカに行ったときに現地で困っている人と出逢い、そこからお二人に話がいってデザインがオープン化されていったわけです。つまり、人と人の小さなキッカケから、世界規模に話が広がっていってオバマ大統領の手元に届くまでになったということ。小さなキッカケを大きな形にしていったわけなんですよね。もちろん決断を伴うときに勇気が必要だったのかもしれませんが、目の前の小さなチャンスだったり機会を丁寧に拾っていくことが、未来を開ける要因になるのではないかと考えさせれました。ホント今後のkuluskaさんの活動が楽しみです!

f:id:sashimoni:20140822141609j:plain

kuluska情報

HP 


kuluska(クルスカ)

FBページ


kuluska | Facebook

ワークショップ

9月21日(日)に鎌倉でワークショップが行われるそうです。詳細は上記リンク先のFBページに記載があるので、ぜひチェックしてみてください。

画像にあるような素敵なレザーケースが作れちゃうみたいですよ!!

今日のサシモニ会場


COBAKABA (コバカバ) - 鎌倉/カフェ [食べログ]

感想:鎌倉の素敵な定食屋さん!!朝から食べる目玉焼きは大好物です!店主のUPPONさんともサシモニしており近々公開予定なので、ぜひUPPONさんとのサシモニ読む前に行ってみてくださいね!!

f:id:sashimoni:20140822141214j:plain

サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

Email:hishiki0519アットgmail.com
FB個人ページ:https://www.facebook.com/yutaka.hishiki