サシモニ

サシ飲みがあるなら、サシモーニング(略称サシモニ)があっても良いじゃない

サシモニ記事はラブレター

サシモニからの学びシリーズ第三弾。今回がシリーズの最終章になりますが、今回は「相手のことを文章にすると好きになる。」というテーマです。頭の中にハテナマークが浮かんだ方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひご一読ください!

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記事作成の裏話

昨年末から始めたサシモニですが既に70人以上の方とお会いし、50人近くの方との話を記事化してきました。どのくらいの時間をかけているかというと、大体話をするのが1時間半~2時間くらい。(朝の仕事前の時間だから、これが上限ですね。)話をしながらメモした内容を編集したり、自分の意見を付け加えたり構成を考え、誤字脱字がないか数回見直してブログにアップするまでの時間の合計は3時間くらいでしょうか。最近のサシモニは平均3,000文字前後なのですが、かなり手が早い作家さんで5,000文字に2時間かかるそうですから、どうしても推敲含めると時間はかかってしまうわけです。

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編集作業に頭を悩ます

基本的に自分が聞きたいことを第一優先としてサシモニ中は質問等をしています。自分が相手に対して興味のあることを聞いたり、知らないことを知ることが何よりも楽しかったりするからです。ただ、話しながらも途中で記事化するときの構成を考えることもあります。「コンテンツの量が足りないな。」とか「ここの部分の話を聞いておかないと、さっき聞いた話と整合性が取れなくなるな。」といったことを、少しは考えることもあります。もちろん全てのサシモニを記事化しているわけではなく、ときには僕ばかり話をしてしまうときもあるので万事考えているわけではないのですが、アウトプットするときの形を考えながら話をしています。

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相手のことを考える

ここから本題なのですが、サシモニ中にメモした内容を一連のストーリーとなるよう編集していくわけですが、ここが一番頭を使うポイントです。いかに相手が考えていたことをリアルに伝えることができるか。その人の魅力を全く知らない人が読んでも感じ取れることができるか。読んでいて退屈しないような構成となっているか。このようなことを考え、かつ自分の意見も織り交ぜながら組み立てていきます。ここが大事なのですが、文章を書いているときに相手のことで頭が一杯になるわけです。「○○さんってこうだよな。」とか「○○さんの魅力ってここらへんにあるよな。」なんてことを思考しながら、メモした内容から文章を作成し、ときには不必要なものは削ぎ落とし、自分なりの解釈を付加していきます。もうね。この作業をやっているだけで、ドンドン相手のことが好きになるんです。

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相手のことを真剣に考える

文章を書くことって前述した通り、ある程度の時間がかかります。しかも僕の場合はある一個人を相手に書き連ねているわけです。ある1人のことを3時間真剣に考えて文章を作ることって実はなかなか日常にない時間なんですよね。最近気付きましたが。身の回りに様々な時間を消費するものがある中で、1人のことをみっちり考えて時間をかける。そりゃ相手のことを好きにもなるわけですよ。そして、これってメチャメチャ良いことだなと思っています。だから、ホントおすすめしたいわけです。

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ラブレター

相手のことを文章で書き連ねるってどのようなシーンが今まであったでしょうか。異性へのラブレター・・・くらいしかないのではないでしょうか。ここまで書いてきた通り相手のことを文章化することで相手のことを好きになってしまいます。例えば職場内で人間関係で悩んでいるとしましょう。その人のこと。文章化してみると良いですよ。苦手な相手のことでもサシモニのようにオープン化すると想定して記事を書いたり、もしくは話を聞いてみてください。きっと今まで知らなかった相手の魅力を知ることがあるはずです。

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僕はこう思っている

相手のことを真剣に考える時間。僕はサシモニというコンテンツがあるお陰で考える時間がありますが、どのような形でも組み込むと良いのではないかと思います。人間関係が希薄になっているなんて話をよく聞きますが、それは誰かのことを考える時間が減っているからなのかもしれません。であれば、その時間を作る仕組みを取り入れてみてはいかがでしょうか。