サシモニ

サシ飲みがあるなら、サシモーニング(略称サシモニ)があっても良いじゃない

シンプルさが伝えられるもの

今回のサシモニのお相手は素敵な女性の杉本さん!普段はPRの仕事をしながら、様々な活動をされている方。杉本さんには僕がボラフェスというイベントをやった際にリリースを書いていただいたり、後述するグリーンドリンクスで僕が話をさせてもらったりと、色んな活動ベースでお逢いさせていただくことが多かったです。といっても杉本さん自身も様々な活動をされている方。シャボン玉倶楽部という面白い活動を通じてラジオ出演したりと素敵な方なのです。PRの仕事についての話や、シャボン玉倶楽部についての話等、色んな話を伺いました。ぜひぜひ素敵女子の話ご一読ください!

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シャボン玉倶楽部 

僕が杉本さんにお呼ばれしたイベントで、グリーンドリンクスという活動がありました。ご存知の方いますかね。グリーンドリンクス。どのような活動なのでしょうか。「元々ヨーロッパで始まった「ソーシャルやエコについて飲みながら話そうよ。」という会。日本でも各地域に出来るようになって、その流れで原宿版を作ったんだよね。」なるほど。興味を持ったから作っちゃうって発想が良いですね。ソーシャル周辺って興味を持つ人も増え続けていますし、世間の関心の流れを感じます。他にはどのようなことをやっているのでしょうか。「東京シャボン玉倶楽部という活動もしていますよ。キッカケはタバコを吸う人って喫煙所でタバコを通じたコミュニケーションがあるけど、非喫煙者でも同じようなことが出来ないかなと思って。」「それで煙草の代わりにシャボン玉でコミュニケーションを取ろうって話になったの。」面白いですねぇ。確かに喫煙所コミュニケーションってあるんですよね。僕の知人で煙草をやめたけど、喫煙所コミュニティを維持するために煙草を吸っても肺に入れず、煙を口に入れて出すだけ。そんな努力をしてまで、コミュニティ維持する人までいました。喫煙所コミュニティをシャボン玉で実現するとは、視点がとってもユニークです!

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PRの仕事

プライベートで様々な活動をしている杉本さん。仕事ではどのようなことをしているのでしょうか。「普段はPR会社で働いていますよ。PRの仕事の楽しさは、話題がないところに話題を創り出すこと。その仕掛けを考えるのが面白い。いろいろとコラボしているから、コラボ先として好きな人と会えることも楽しみですね。」話題がないところに話題を創り出す。それが上手くいけばPR冥利につきることなんでしょうね。サービスをローンチして、いかに話題性を持たせるかってメチャメチャ大事なことなので、ホント重要な仕事ですね。最近のPRの現状はどうなのでしょうか。「以前に比べて、PRが難しくなってきていて、なかなか届かなくなっているの。なので、今はアライアンスが必要になってきている。アライアンスを組むと、それぞれのコミュニティがあるので、相乗効果で上手くいくケースが多いですよ。」なるほど。PRも一社だけでなく、他社とも力を合わせて行う時代なわけですね。確かにこれだけ情報過多になると、それぞれのコミュニティに届けるというのは良い施策なんでしょうね。

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ピチピチ新卒時代

なんかタイトルで誤解が生じそうですね。杉本さんは今でもピチピチです(笑)PR会社に入る前。新卒のときは何をやっていたのでしょうか。「20代の頃はイベントディレクターをやっていたんですよ。主にIT系の企業のイベントや展示会等。仕事のスピード感が求められる現場で、仕事を早く覚えられて良かったですね。」なるほど。なんかメチャメチャ意外でした。イベント会社でバリバリやるようなイメージなかったんですよね。どうしてイベントの世界に入ったのでしょうか。「大学生の頃にアメリカに留学していたんです。午前中は語学学校で勉強して、午後はNPOで仕事をする生活。そのときに、ボランティアで国際会議の運営を経験しました。国際会議でスタッフの人がトランシーバーでやり取りしていて、格好良いなと思ったりして。イベントの仕事が、身近にある仕事だったんですよね。」面白いですね。確かにトランシーバーでやり取りするのって格好良いですが、いくら身近な仕事であっても仕事として選択する気になるのか。不思議な気が少しするものの、学生時代って世の中のこと分からないから、意外と身近なものを選択するものかもしれませんね。

 

イベント会社から繋がったもの

さて。とはいっても、どうしてイベント会社で働いていた杉本さんがPR会社に転職することになったのでしょうか。「イベントをやる上ではマーケティングやPRが必ず必要になります。なので、PRのことを学びたいと思ったんです。今はPRの仕事で世の中の動きを見たり、メディアや人の反応を考えるようになって、以前と比べて視点が変わるようになりましたね。」なるほど。新卒で入った仕事から、着実にキャリアが進んでいるわけですね。ふと気になったのですが、仕事以外で行っている活動が、仕事にも結びついていることはあるのでしょうか。「 例えば、シャボン玉倶楽部のおかげで多くの人が逢いに来てくれるようになりました。シンプルで分かりやすいから、人が逢いに来てくれるようになったと思うんです。タバコの変わりにシャボン玉って分かりやすいでしょ。」「シンプルなものほど、人の伝播が起きやすいんですよね。PRの仕事にも通じると思います。」なるほど。確かにシンプルで分かりやすければ、人に伝えやすいですもんね。自らが様々なことを実践しながら、それが仕事にも繋がる。良いサイクルですね。今後の展開も非常に楽しみです!!

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僕はこう思った

杉本さんの話。メチャメチャシンプルなんですけど、本質的な話だから面白いんですよね。PRの仕事についての話もそうだし、シャボン玉倶楽部の活動にしてもそう。文脈がシンプルだから、メッセージとして分かりやすいし、伝えやすい。流石PRの仕事をしている方の話だなと思います。色々と余計な要素を付け加えることなくシンプルに伝えていく。メチャメチャ大事なことですね。そしてもう一つ面白いのが、彼女のキャリア。新卒のイベント会社については、身近にあった世界だから飛び込んだと仰る彼女。その世界でも楽しんで、そして且つ自分に足りない要素を見つけて、次の世界を見つけていく。自分のやりたいことが見つからないと話す人も多いですが、目の前のことに真剣に取り組むことで、自分が興味や関心を持つことが見つかったりするんですよね。常に目の前のことに一所懸命。大事なことだなって、あらためて感じさせてもらいました。

 

今日のサシモニ会場

店名:エスプレッサメンテ・イリー 赤坂Bizタワー店 

住所:東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー B1F

URL:エスプレッサメンテ・イリー 赤坂Bizタワー店 (espressamente illy ) - 赤坂/ダイニングバー [食べログ]

感想:普段なるべくチェーン店を使わないようにしているのですが、ここはありですね!珈琲も美味しかったし、モーニングの何かのサンドも美味しかったです。オススメです!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

 

Email:hishiki0519アットgmail.com
FB個人ページ:https://www.facebook.com/yutaka.hishiki

インスピレーションで仕事が決まる

今回のサシモニのお相手は地元の友人まっちゃん!現在ヨガのインストラクターとして、都内でも有名なTOKYO YOGA等のスタジオで活動している高校の同級生。学生時代は誰一人として彼が将来ヨガの先生になるなんて思えませんでした。一体どうしてヨガのインストラクターの道に進んだのか。興味津々で話を聞いてみました。ヨガについて興味のある方や、ヨガのインストラクターになる方法に興味のある方等々。ぜひご一読ください!

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インストラクターの仕事

ヨガインストラクターの友人は彼以外にいないのですが、ヨガのインストラクターってどこで仕事をしているのでしょうか。「TOKYO YOGAみたいなヨガ専門のスタジオ以外にも、GOLD GYMやセントラル等のスポーツジムでもクラスを持ってるよ。」GOLD GYMってムキムキの漢の世界だと思っていましたが、ヨガのレッスンもあるんですね。ヨガを教えていて印象的な出来事って何かあるのでしょうか。「一度自分が受け持つTOKYO YOGAのクラスがなくなると決まったときに、生徒さんが怒りだしたんだ。生徒さん達がTOKYO YOGAに対して「アキのクラスがなぜなくなるんだ。アキのクラスがなくなるなら、私たちもやめる」って言ってくれてね。それで結局クラスも継続することになって、ホント嬉しかったね。」それは先生冥利に尽きる話ですね。生徒さんから好かれていることが伝わるストーリーです。「スポーツクラブの生徒から飲みに誘われたり、「いつも楽しいクラスをありがとう」ってメッセージカードをもらったこともあるよ。相手が喜んでくれるのが嬉しいし、自分自身の自信にもなる。もっと良いものを提供しようと思うし、ヨガをやっていて良かったなって。ホント生きていて良かったと思うよ。」なんか充実している発言ですな。素敵ですぞ!

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ヨガの先生への道

まっちゃん。昔から知っていますが、ヨガへの興味なんて全く感じたことがなかったです。昔からヨガをやっていたのでしょうか。「随分前にインドへ旅行で行った際に、ヨガの練習自体は数回したことあるかな。その時は女の子のお尻見てただけだけどね。」うんうん。男ならその気持ち分かるぞ!!って、僕まで彼と同列の人間として見られる必要は全くないのですが、そんな彼がどうして先生になることになったのでしょうか。「震災の直後に、ふと自分の将来を考えたんだよね。その時は長野の農家でバイトしていたんだけどさ。将来を考えたときに、なぜかパッと脳裏にヨガの先生が浮かんできた。今までヨガを本格的にやったこともないけれど、その時にヨガの先生になろうと思ったんだよね。」完全に思い付きってことですね。インスピレーションで将来を決めることって、意外と聞いたりすることもありますが、実践するって凄いですよね。

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インドでの修行

さて、ヨガの先生になろうと決心した後はどうしたのでしょうか。「ヨガといえばインドだと思って、すぐにインドに行ったよ。ヨガのスタジオで先ずは基本を学んで、それから別のスタジオに移ってヨガの先生になるコースを受けた。ヨガ漬けの日々を過ごしたね。」インドにはちゃんと先生になるコースがあるんですね。そんなコースの存在自体知らなかったです。帰国後はどうのような経緯で先生となったのでしょうか。「帰国してからも日本でヨガを学びにスタジオに通っていたら、先生から代行で先生役をお願いされてね。それから「定期的にやらないかと」声をかけられて、クラスを持つようになったんだ。」なるほど。なんか理想的な流れですね。実践した結果が認められるって良い流れです。しかし、普通はどのように先生になるのでしょうか。「ヨガの先生のオーディションがあるよ。実際に生徒を前にしてデモンストレーションのようなものを行う。そこで判断されることが多いかな。」先生になる道はどの道も険しいものなんですね。ヨガの先生事情が段々と分かってきましたよ。

先生力の違い

ヨガのインストラクターって、日本だけを見ても結構な数の人がいそうですが、ヨガの先生の力が判断されるポイントって何なのでしょうか。「良い先生、悪い先生の違いはクラスの場を作る力が大事。その人自身のスキルセットは当たり前だけど、生徒側の人も勉強になって楽しめると感じられる先生だと良いよね。もちろん、自分に合うか合わないかという感覚的なものもあるけどね。」なるほど。クラスの場を作る力って大事そうです。先生業って別にヨガの先生だけではなく、楽しんで学びを得れる場を作ることが出来るスキルは求められますよね。実態としてヨガの先生の環境はどうなのでしょうか。「ヨガの先生だけで食べていくのは、日本の中だと結構難しいんだ。やりたい人や、やっている人が意外と多い世界だからね。どうしたらヨガだけでご飯を食べていけるかは、自分自身も考えているところ。色々と仕掛けようと考えているけどね。」確かにヨガって人気ありますし、安定した職とするにはなかなか大変そうな世界なのかもしれません。好きなことを仕事にする難しさはどこの世界でもありますね。

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ヨガの楽しみ

昨年彼と友人の住職とのコラボで「ヨガ×坐禅」のイベントを開催したことがあります。その時に生まれて初めてヨガをやったのですが、結構楽しかったんですよね。彼にとってのヨガの楽しみって一体どのようなものなのでしょうか。「自分自身の練習が先ず楽しいね。練習でも毎回達成感がある。好きなポーズの完成度が高まることへの喜びとかさ。アスリート的な喜びかもしれないね。」練習から楽しいって、仕事としてやる上でも、とっても素敵なことですね。反対に大変なことって何があるのでしょうか。「自分の練習もしながら教えているから、タイトなスケジュールがキツイと感じるときもあるよ。実際にはヨガをやっても、疲れが取れないときもあるしさ。」そうなんだぁ。身体って何でも言うこと聞いてくれるわけではないんですね。「ヨガでも体調が良くならないときは、食事を変えることで疲れにくい身体にしているよ。今後は食生活とヨガを合わせたプロデュースをしたいね。」食事ですか。身体を整えるという意味合いでは同列の話なんですね。「インドの人はベジタリアンが多いから、自分も同じようにしていたら、肉がなくて良いものだと気づくようになった。今では小麦もあまり食べないし、砂糖が入っているものも身体が影響を受けて、重くなったりむくむようになるから気をつけているよ。」ヨガで身体の調子を整えることで、身体の内部にまで気をつけるようになったんですね。自分の知らない世界に飛び込むことで見えてくるものが色々とあるんですね。これから、まっちゃんのヨガがどんな進化をしていくのか非常に楽しみです!

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僕はこう思った

いつの間にかヨガのインストラクターになっていた友人のまっちゃん。彼がヨガの先生になったキッカケはインスピレーション。ハッキリ言って思い付きですよね。そして、思い付いてからすぐに行動に移す際に、日本で学ぶのではなくヨガの本場であるインドに学びに行った。これがとってもユニークです。思い付いたらすぐに行動に移す人はいると思いますが、その時に海外に出向くくらいの行動力がある人って、そんなに多くないのではないでしょうか。「とりあえず出来るところからやってみよう」って考えるのが普通ですもんね。でも、きっとインドに行ったことで彼の道は拓けていったのかもしれません。「学ぶときに誰から学ぶのか。」とっても大事な観点だし、学んだ人の違いで捉え方や楽しみ方も変わります。そしてインドという本場の環境で学んだことが良い刺激となったのかもしれません。あらためて、自分自身が学びを得る環境の重要性を考えさせられます。同じことを学ぶにしても、誰から、どのように、どのような場所で学ぶのか。生涯学び続けることを考えると、忘れてはいけないポイントですよね。

今日のサシモニ会場

店名:灯

住所:神奈川県藤沢市藤沢111

URL:灯 - 藤沢/喫茶店 [食べログ]

感想:純喫茶好きとしては、こういったお店の雰囲気は落ち着きます。木・木・木みたいな。いつまでも残ってもらいたい雰囲気のお店ですね。オススメです!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

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モノではなくコトのデザイン

今回のサシモニのお相手はクロ!地元の友人でエクステリアデザイナーとして賞を獲得する等の仕事をしながら、プライベートではTシャツ等をデザインするアパレルブランドを作ったり、夏は海の家でBBQパーティーを開催。なかなか多彩な友人です。エクステリアデザイナーの仕事って簡単にいえば庭のデザインなのですが、普段聞くことのない世界の話は面白いし、他にも彼の考え方等々いろいろと面白い話は満載!ぜひご一読ください!

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奢り合う文化

僕がクロと出逢ったのは、彼が友人と主催していた海の家で行われるBBQパーティーでした。「異様にうるさい奴がいるなと思ったのが印象的だったよ。なぜか、菱木走り回ってたし。」うっうん。。。そうかな。そもそも、なぜBBQパーティー始めようと思ったのですか。「色んな同級生がいるから、みんなが集まれる場があれば良いなってのがきっかけ。同級生縛りにしたから共通点はあるし、普段会わない友人同士が出逢って、仕事の繋がりが生まれたりしてね。」一番多かったときは、120人もの人が海の家に集まったそうです。その中でも印象的だった出来事はあるのでしょうか。「それぞれが一杯奢ることで価値が生まれることかな。1人が奢ると、奢り合いが生まれて、それでドンドン盛り上がっていくんだよね。だから、フードは1,000円で食べ放題。ドリンクはキャッシュオンにすることで奢り合いやすくしたね。」そうだったのか。確かに僕も結構奢ったり奢られて、しこたま飲んだ想い出があります。奢り合う文化って良いですね!

東京都知事

彼は某大手ハウスメーカーでエクステリアデザイナーの仕事をしているのですが、昨年の日比谷ガーデニングショーにて東京都知事賞を受賞しました。写真を見れば分かりますが、これを造るのは相当大変そうです。「造り上げる期間が3日間しかなかったんだよね。なので、時間がないから先ず真鶴で石を組んで、それぞれの石に番号を振る。そこから全てバラして日比谷公園に移送して組み上げる。」「多くの人に協力してもらったお陰で賞も取れた。みんなの力が合わさった結果かな。」時間のない中で造り上げるからこそ、準備や効率化を結構考えたんですね。実際に賞を受賞してみてどうでしょうか。「1等賞は大きいなと実感している。20作品のうち1位。こだわった結果1等賞を取れたことで、結果を出すために必要な努力のラインを実感できたことが大きかったかな。結果が悔しいモノではない分、前向きに反省できるのも大きい。ポジティブな反省ができるよね。気持ち良く次に繋げているよ。」なんだか良い感じですね。やはり結果を出すことって重要ですよね。彼の中での大きな転換点となっているような気がします。

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周りからの評価

せっかくなので、もう少し掘り下げてみましょう。他に受賞後変わったことはあるのでしょうか。「エクステリアデザイナーの仕事は今ないものに対して提案し、お金をもらうことが難しい。だからこそ、なるべく細かく説明するようにしてきた。賞を取ったことで期待されるハードルは上がっているけど、説明に時間がかからないようになったね。権威付けができたからかな。」顧客から見て権威付けされている人へは見えない信頼感が生まれるので、そういった実態は想像できますね。「賞を取ったことで、発信されることが増えたのも変わったことかな。お陰で社内でも名前が出て、発言力も上がった。権力を持っている人にも名前を知られるしね。だからなのか、周りが優しくなったよ(笑)理不尽なことを言われなくなってきているし、働き方が良い意味で変わったね。」社内でも大きな変化があるものなのですね。今の職場に満足しきれていない方も、何かしらの権威付けが出来ると働きやすくなるかもしれません。

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エクステリアデザイナーという仕事

さて、そもそもどうしてエクステリアデザイナーという仕事を選ぶことになったのでしょうか。不思議です。「高校生のときは、当初薬剤師になろうと思ってたんだ。安定している仕事だから。でも、ギリギリになって「やりたいことじゃない」と気付いたんだ。本当にやりたいことを考えていた時に、TVで鉄腕DASHDASH村がやっていて、農業って面白そうだなって思ったんだ。それで、東京農大に入ることに決めて、絵を描くのも好きだったから、造園科だけが図面を描く授業があったから、造園の道に進んだんだ。」人生の道を決めたキッカケが鉄腕DASHなんですね。こりゃTOKIOに大感謝しなきゃです!多種多様な人生の選択方法があるものですよね。「実は大学2年生のときに服飾の専門に行こうとも思った。そんなときに、大学の先生に凄い人がいて、公園の空間が造園の力でコントロールされていることを教えられたんだ。」ふむふむ。よく意味が分かりません。「例えば、公園の入口の生け垣の工夫次第で、人の流れが変わる。結構理詰めの世界なんだよね。それで造園って凄いなと思って進む道を決めたんだ。」そうなんですね。普段造園って、あまり気にして見たことがないのですが、突き詰めていくと面白い部分があるんですね。これから気にして見てみるようにしようっと。

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造園の楽しさ

実際に仕事としてやってみて、楽しめる部分はどんなポイントなのでしょうか。「植木とか石を選びに行って、どの場所に置くか、どの向きにやるか、この違いで空間が大きく変わる。植木次第で大きく変わるんだよね。」「植木は最後の仕上げ。植木を入れると魔法がかかるって言われているんだよ。建築は出来たときが100点。だけど、造園は出来たときは70点。植木が成長していくことで、100点とか120点になるんだよね。」未来を見て仕事をするわけですね。確かに欧米の住宅では新築の住宅は価値が低くて、時が経って庭が綺麗に出来てくると価値が上がるそうです。住宅の価値を考える時に、建物だけではなく、全ての環境を含めて考えると至極当たり前の話かもしれません。「日本は木の種類も多いし、下草もたくさんあって幅広い。四季の移り変わりもある。日本の造園はまだまだ発展途上だと思うし、今の会社で結構大きい仕事も出来ている。年間100件は庭を造っていきたいね。」素晴らしく前向きな感じで素敵です。ぜひぜひその調子で頑張ってくれ!

Piece to Peaces(Red Rock)

HOTOKE

せっかくなので、彼が展開しているHOTOKEブランドについても聞いてみました。「20歳からHOTOKEというブランドでTシャツを作り出したんだ。Tシャツは広告でもある。だから、Tシャツの中にメッセージを落としこんで、自分の伝えたいコトを伝えたい。」確かにデザインで伝えられるものや、言葉そのものにメッセージが込められますよね。「世界がより良くなっていくものを創りたいよね。モノのデザインではなく、コトのデザイン。Tシャツを通じて、世の中を良い方に変えていきたいんだ。」きっとTシャツだけでなく、造園の世界でも同じ考え方なんでしょうね。普段どんなことを考えているのでしょうか。「レベルが高いものを数多くやってきたい。レベルの高さは自分の情熱。仕事だとお金が絡んでいるので、どれだけ情熱を持って語って、デザイン含め良いものが出来るかが勝負。」「目標は人間力を高めること。努力できる天才になりたい。YahooのCEOのマリッサ・メイヤーが「物事が失敗するのは、努力が足りないか、知恵が足りないか、能力が足りない。」と言っていた。失敗しないようにするには努力が必要。努力を限りなくすれば、能力も積み重ねられていく。高いレベル感でやっていると好循環が生まれるから、自分もその一員になりたいね。」おぅ。努力できる天才って桜木花道だな!頑張れ花道。俺は華麗に振る舞う仙道のように。。。なれないだろうな。お互い頑張りましょう!

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僕はこう思った

面白い友人です。彼の考えって、下手したら最近耳にする「意識高い系」としてプッ(*´艸`*)っとされるのかもしれません。が、意識高くて良いんじゃないですかね。「意識高い。プッ(*´艸`*)」ってされるのって、結果を出していなかったり、行動せずに、口だけだから嘲笑されるわけですよね。でも、彼の場合は結果も出し始めているし、行動もしている。リアルなヒトやモノは笑われることなんてないですよね。だから、僕はそんな彼が大好きだし、良い影響を互いに与え合うことが出来れば良いなと思うのです。「意識高い。プッ(*´艸`*)」と笑っている人がいたら、先ずは自分を省みて笑えと。まぁ、とはいえ誰もが彼のように高い目標に向かって進む必要もないとは思います。みんなそれぞれ好きなように生きれば良いし、好きなように考え、行動すれば良い。その人が信じる方向を進めば良い。誰かに大きな迷惑をかけることがないのであれば。笑われようが、批判されようが、良いじゃない。僕だってomoroという会社を仲間と一緒に作って、「お前omoroって。プッ(*´艸`*)」とされたことがありますが、何も気になりませんもんね。良い意味での心の不感症が大事なときもあるのではないでしょうか。

 

HOTOKEについて

彼が展開するHOTOKEの商品は下記リンク先から購入可能です。ぜひ一度ご覧になってみてください!

HOTOKE

 

今日のサシモニ会場

店名:灯

住所:神奈川県藤沢市藤沢111

URL:灯 - 藤沢/喫茶店 [食べログ]

感想:残念なことに店内の写真を撮り忘れていました!こんな時もたまにはある。純喫茶な感じで落ち着いた雰囲気のお店です。オススメ!

 

サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

Email:hishiki0519アットgmail.com
FB個人ページ:https://www.facebook.com/yutaka.hishiki

人助けの道は消防士から次の道へ

今回のサシモニのお相手は小学生のときから同級生のアンリ。現在は個人で整体師の仕事をしていて、僕も大分お世話になっています。今まで知らなかったこともたくさん聞けて、かなり面白い奴だなってことが良く分かります。元消防士からの、タイでカニ漁師をやっていたり(笑)もちろん真面目な話もありますよ。ぜひご一読ください!

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今の仕事は順調?

僕自身、彼には定期的に身体のメンテナンスをしてもらっているのですが、仕事は順調なのでしょうか。「今、独立して3年目で今年の9月で丸3年。ようやく足下は固まってきたかなという感覚かな。数字だけ見れば右肩上がり。その中で浮き沈みもあるけどね。」おぉ。上手くいっているようでなによりです。どんな人がお客さんなのでしょうか。「都内から2時間近くかけて来てくれる人もいるよ。ただ、いきなり来なくなる患者さんもいる。治すのが仕事だから、満足して来なくなった可能性もあるけどね。そういったことで悩んだ時に、メンタルを保つのが結構大事かな。」確かに、サービスとしては、お客さんが来なくなることが目的の一つでもあるんですよね。上手くやればやるほど、お客さんが少なくなるかもって結構難しい問題です。

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どうやってお客さんを集めるか

彼は自宅(鎌倉の長谷)or出張でサービスを行っています。お店を開かない分、初期コストを抑え、効率的とは思います。とはいえ、集客するのが大変そうですが、どうやってお客さんが来ているのでしょうか。「殆どがクチコミだね。クチコミで来た人が、定期的に来てくれることが多い。紹介で来る方は、良くなりたい想いが強いのかもしれないね。」ここで肝なのはクチコミで来てくれた人が、そのまま定期的に来てくれているところ。リピーターになってもらうって、とっても大事です。「商売柄、継続できる関係を増やすことは重要だね。身体の悪い部分を治して喜んでもらって、定期的にメンテナンスで来てくれる人が増えることが嬉しいかな。」お客さんと良い関係を築けている感じですね。素晴らしいです。それにしても、どうして彼は自分で開業することにしたのでしょうか。

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消防士時代

そもそも彼の初めての仕事は消防士だったんです。「高卒で消防士になったのが最初の仕事。テレビで見る消防士の姿に憧れたんだ。中学生のときに、川で流された小さな子供を助けたことがあって、その時に良い仕事だと思ったんだよね。」マンガに出てくるようなストーリーです。実際のところ働いてみてどうだったのでしょうか。「描いていた世界とは全然違ったね。公務員的な体質や、現場仕事もあまりない。良いことなんだけどね。40年後の自分の姿が見えてしまってさ。その将来像に自分の人生を捧げる気がしないし、自分でなくても良いと思ったんだ。」なるほど。なんか公務員の人の話っぽいですね。消防士を辞めたのは他にも理由があったのでしょうか。「一番大きかったのは、国際救助隊の部隊が鎌倉になかったこと。高校生で無知だったんだけど、消防士は市の雇われだから異動もない。憧れてたのは国際救助隊だったんだよね。それで2年で辞めて資格の学校で勉強し直して、国際救助隊がある他の自治体の消防士の試験を受け直したんだ。そしたら落ちてしまった。。。」ここで彼の人生は大きく舵を切ったわけです。憧れの職業を目指して一念発起するものの、結果は伴わず。一体どのような道に進むのでしょうか。

 

彷徨う時期が始まる

公務員から一転して無職になったアンリ。何から始めたのでしょうか。「お金もなかったので、バイトをしようと思ってタウンワークを見たら、一つもやりたい仕事がなくて衝撃だった。21歳のときだね。色んなバイトしようと思って、工場で働いたりもしたね。」消防士から工場とは、働く環境が様変わりですね。さらに変わり続けます。「先輩に「面白い仕事をやっている方を紹介してください」とお願いしていたんだ。そしたら、車のオーディオ機器を扱っている人を紹介してくれて。「タイにオーディオ機器を輸出して商売するぞ」って誘われたんだよ。」おぉ!日本に留まらず海外に出て行くとは、カッコイイね!!「それで、先輩とタイに行ったら先輩が「ビジネスが出来る土台を作っておけ」と言って、一週間で帰国したんだよ。結局その人はタイに会いたい女の子がいただけだったんだ。。。」えっ!?どういう意味ですか。。。「先輩が全然戻ってこないんだよ。一週間か二週間でタイに戻ると言っていたのに、戻ってこない。」「仕方なく先輩の友達の女の子の親戚に住む場所を紹介されて、そこで蟹の漁師を2ヶ月やった。そこから次に紹介されたのが米農家で4ヶ月働いたよ。タイ語も分からないし、友達もいないし、大変だったね。」え~~っっと、正直笑えます(笑)タイに輸出貿易をしに行って、蟹漁師と米農家をした日本人は他にいないでしょう。

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父からの教え

日本に無事戻ってくることが出来たアンリ。その後はどうしたのでしょうか。「中古車ブローカーの先輩のところで1年間バイトしていたんだ。その時に親父が死んだ。23歳のとき。その時に色々考えたね。消防士になって、一番喜んでくれたのは親父だった。母親に心配かけたくないし、安心させたいと思った。だから、やりがいのある仕事をやりたいと思ったんだよね。」そうか。親父がキッカケだったのか。どんな親父だったのでしょうか。「親父の教育で「サラリーマンになるな」とか、「会社の歯車になるな」と言われて育ったんだよね。だから、自分で稼ぐことを考えるようになった。」彼の父親は大手のサラリーマンだったそうです。きっと、そこでの経験が息子への想いと相まみえて、強いメッセージとして残ったのでしょうね。 「ちょうど、そのすぐ後に今の師匠に出会ったんだ。兄の同級生の親父さん。「興味あるなら教えるよ。」と言われてね。当初は全く興味なかったんだけどさ。」人生の転機には人との出逢いがあると、良く言われますが、彼も同様だったんですね。

 

どうやって技術を取得したか

彼は按摩マッサージ指圧師という国家資格を持っているのですが、どうやって始めていったのでしょうか。「最初は専門学校に3年行きながら、横浜の治療院で2年働いたよ。「将来独立したい」と言ったら5年かかると言われて、同期の何倍も時間を使って練習したね。」なるほど。結構な努力を重ねていったわけですね。マッサージをする人にも、色んなレベルの人がいると思うのですが、技術の違いはどこで出るのでしょうか。「技術レベルの高さは効果が高いかどうかで決まるよね。そして、痛いものには必ず原因がある。例えば、膝が痛い人だと背中が丸くなっていることが原因のケースが多いから、背中の丸みをとってあげる。」「身体を触って、どこに原因があるかを見つけることも技能の一つだし、悪い場所が分かっても、それを取るのはまた別の技術。原因は奥深いところにあるから、表面だけじゃ、なにも変わらないない。奥の部分に、いかに作用できるか。」「古武道とかに通じるものがあるかも。ちょっとした力で深いところまでつくかどうかが大事だから。」 そうなのかぁ。かなり奥深いものがあるんですね。勉強になります。

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仕事の醍醐味

今では独立してやっているわけですが、仕事を通じて嬉しいことってなんでしょうか。「リアクションがダイレクトに来るのが嬉しいよ。悪い人が良くなると泣いて喜ぶ人もいる。その人の人生を方向修正できてしまうんだよね。足が悪いから外に出れない人が、治療することで外に出ることが出来るようになる。「ありがとう」と泣いて喜ばれて、お金をいただけるなんて凄いことだと思って、極めたいと思ったんだ。」それは素敵な仕事ですね。身体って本当に資本だから、全てが変わりますもんね。逆に大変なことって何があるのでしょうか。「やっていて一番辛いのは治せなかったときや、患者さんに諦められてしまったとき。師匠には「神様ではないから仕方ない。」と言われるんだけどね。自律神経が完全にコントロール不可能になっていたり、骨が曲がって神経がダメになっていると、手に負えないときもある。それでもお金をもらうときに、申し訳ないとも思う。」そうか。色々あるんですね。将来的なビジョンって何かあるのでしょうか。「将来は後進国の子供たちに技術を教えていきたいんだ。資本がかからないものだから、場所さえあれば出来るしね。」素敵なビジョンです。ぜひ実現してもらいたい。ちなみに彼の料金は5,000円で1時間前後と割安感もあります。もしニーズがあれば、繋ぎますのでお気軽にご連絡ください!

 

僕はこう思った

紆余曲折あって、マッサージ師となった友人のアンリ。消防士からスタートしたわけですが、彼がやりたいことの本質は人助け。人助けを通じて喜んでもらうことなのではないかと思います。中学生のときに川に流されていた子供を助けたこともそうだし、目の前の患者さんに喜んでもらうことも人助けです。人助けって商売の基本中の基本。働くの語源は「傍を楽にする」から来ているそうで、彼がやっていることは、まさに働くことです。世の中の仕事は全て誰かのために出来ている。それが彼のように直接的な繋がりのものもあれば、例えば、Webを通じて間接的なものもある。自分がどの部分を選択するかは、自分自身の趣味趣向によりますかね。目の前の人を対象にする仕事と、Webを通じて出来ることは、及ぼす影響の大きさは後者の方があることが多いです。しかし、ダイレクトには伝わりにくい。バックヤード系の仕事の方も同じことが言えるかもしれませんね。それぞれが一長一短あると思うのですが、大事なことは働くことって、常に誰かの人助けであることを忘れないことなのかもしれません。そう考えれば考えるほど、自分自身が働くことで生み出せる価値を高めていきたいものです。

 

今日のサシモニ会場

店名:GARDEN HOUSE

住所:神奈川県鎌倉市御成町15-46

URL:ガーデンハウス レストラン (GARDEN HOUSE Restaurant) - 鎌倉/カフェ [食べログ]

感想:鎌倉で有名なプール付のスタバの横のカフェ。個人的にはこちらの方が落ち着いて話が出来るので好きです。ただ、8時オープンが9時になってしまって。。。ぜひ7時オープンに!!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

Email:hishiki0519アットgmail.com
FB個人ページ:https://www.facebook.com/yutaka.hishiki

引き篭もりから、夢を見る世界を与える人へ

今回のサシモニのお相手はコバさん!太陽と星空のサーカスというイベントを開催したり、コンスクエンスという飲食店を開いたり。様々なフィールドで活躍されている方です。個人的にも一昨年イベントを開催したときに、大変お世話になった(かつ、メチャメチャ迷惑をかけた)んですよね。コバさんって、面白いのが実は元ひきこもりなんですよ。そっから映画「モテキ」の舞台になったセンス・オブ・ワンダーって野外フェスを開催したりと、幅広い活動をしているんですよね。コバさんの話。ぜひご一読ください!

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今なにやっているんですか?

イベントから飲食店。はたまたキャンプ場の運営まで様々なことをやっているコバさん。今は一体何をしているのでしょうか。「太陽と星空のサーカスという会社を菊池さんと一緒に作って、色んなところでイベントを開催しているよ。他にもアーティストのマネジメントを始めたり、一番星ヴィレッジというキャンプ場を運営したりね。」いつの間にやらアーティストのマネジメントまで始めていたんですね。どういったアーティストのマネジメントを行っているのでしょうか。「ミュージシャン、イラストレーター、映像アートディレクター、マジシャン等複数のジャンルだよね。」なんだか、しばらく会っていなかっただけで、さらに面白い活動をしているみたいです!!

※出典 太陽と星空のサーカス

 太陽と星空のサーカス

先日は吉祥寺PARCOの屋上で開催されたり、中野の駅前やお台場のキャンプ場等。さまざまな場所で開催されている移動式イベントの太陽と星空のサーカス。太陽と星空のサーカスはどうやって生まれたのでしょうか。「ROBOTという会社でクリエイティブディレクターをやっている菊池さんから、「一緒に何かやろう」って話があったんだよね。元々一緒に飲んで楽しんでいただけで、何かをやるって話になるとは思ってなかったけどね。」なるほど。飲みの付き合いの中から生まれたわけですね。そういうのって良いですよね。そこから、どうしてサーカスを始めることになったのでしょうか。「何をやるかではなく、何を伝えたいかを考えてみると、同じ方向を向かいたいだけだと思ってさ。」「道理が色々あるわけではなく、太陽と星空。1つの空を見上げる場合は、同じ方向に進んでいくんだよね。そのための映像を作って見せたいと思ったのが最初。そこから他にもご飯があったり、ワークショップがあったりしたら良いよねって話になったんだよ。」そうだったんですね。イベントをやろうとかって話から始まったわけではなく、自分たちの共感するコンセプトの映像を作って、それが見れる場作りからスタートしたのかぁ。面白いですね。

※出典 太陽と星空のサーカス

移動式映画館

僕は何度か太陽と星空のサーカスのイベントに行ったことがあるのですが、毎回太陽と星空のサーカスの映像が流れているテントの中では、大人も子供も楽しんでいる姿が多く見受けられるんです。あれがやりたいことなんですね。「移動式映画館がメインだからね。そして、サーカスであることがメイン。夢と現実がゴチャゴチャになっているのを子どもたちに見せたいんだよ。」サーカスって響きだけでも楽しそうですもんね。それにしても映像に良い反響が集まっているそうですね。「シカゴ国際映画祭にノミネートされて上映されたり、そのままオーストラリア映画祭や台湾でも上映される予定だよ。」おぉ。何か良く分からないけど凄いですね。でも、どうしてPARCO等の屋上で開催されているのでしょうか。「良い雰囲気のイベントを屋上で開催すると、集客に繋がるからね。企業としても屋上の認知度を上げることで、後々の集客効果があるから、年々呼ばれることが増えているよ。」確かに、デパート等の屋上って昔はなんとなく賑やかなイメージがありましたが、今って閑古鳥のイメージですよね。サーカスが開催されて、楽しそうな屋上はメチャメチャ行きたいです!

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※出典 一番星ヴィレッジ

幼少時代の葛藤

子供たちが楽しめる映像が見られる場を作っているコバさん。自身の子供時代ってどんな子供だったのでしょうか。小学校3年4年のときは登校拒否していたんだよ。金八先生見て生活していたね。19歳で自分で生きていくしかないと家を出たね。19歳のときは、1年間誰にも会ってないくらい引きこもりだったからさ。」リアルニートだったんですね。今のコバさんからは想像もつかないです。子供のときはどんなことを考えていたのでしょうか。「大人を見て、「なにが面白くてこの人達生きているんだろう」なんて思っていたね。子供の頃に見ていたトムソーヤの冒険の映像を見た時はワクワクしたのに、目の前の現実はそうじゃなかったから、毎日が挫折だったかもしれないね。」「色々な言い訳を含めて、夢って叶わないのが当たり前と思っていたのが10代だったよ。」「当時は何で努力をしなきゃいけないか分からなかった。その努力が報われたとして、何があるんだろうってことが分からなかったね。」確かに、僕も高校生くらいのときって、大人に対して全く楽しそうだとは思えなかったから分かる気がします。世界は広いし、色んな人がいるけれども、それって簡単に聞き齧ったくらいの言葉じゃ分からないですよね。

※出典 太陽と星空のサーカス

仏教からの教え

一般的に見たら暗い10代を過ごしていたコバさん。一体何があって変わったのでしょうか。「兄貴や本から教えられた仏教観の生命感かな。仏教って面白いと思って、メチャメチャ勉強したんだよ。釈迦の時代よりも遡って勉強して、そこから前を向いて生きていこうと思った。無始無終って言葉があってね。生きてても死なないと思ったことが大きいかな。」コバさんが仏教の話をしているのを、一度だけチラッと聞いたことがあるのですが、メチャメチャ詳しかったんですよね。ルーツがここにあったのかと分かった瞬間でした。「前を向いたことで、25歳のときにセンス・オブ・ワンダーを立ち上げたり、今に続いている。元々は今みたいなことを考えられる思考じゃなかったし、そのブランクは結構大きい。だかこそ、モノを作る楽しみを与えたり、夢を見るのが当たり前であって欲しい。自分が正反対だったから。」そうなのか。自分が苦しんでいた経験があるからこそ、今多くの人が楽しめたり、夢を見れる場を作っているんですね。素敵です。

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子供ができて変わったこと

そういえば、コバさん最近子供ができて大きくなってきたんですよね。何か変わったことってあるのでしょうか。「子供は今1歳3ヶ月。だんだんコミュニケーションが取れるようになってきて、面白くなってきているよね。」「朝起きると、既に奥さんと子供が起きている。月並みな表現だけど、ピースだなと思うね。」良いなぁ。毎朝ピースを感じられる環境。憧れます。「子供ができてから「これは守らなきゃいけない」というマインドセットが出来たね。縛りとか制約が出来たほうが良いと思うよ。守らなきゃいけないものが増えるという意味での制約はたくさんあった方が良い。自分のことだけで考える知恵と、守らなきゃいけないものが多い人の知恵では、湧いてくるものが違うから。」そうなのかぁ。守るものがあるからこそ、湧いてくるものってあるんですね。誰か僕に先ずは女性を紹介してくれないもんかね(笑)さて、最後にコバさんの将来ビジョンって何かあるのでしょうか。「ビジョンはないね。そのときに出逢った人と、最適なことが出来たら良い。あるとしたら世界平和に寄与したいってとこかな。」かっけーっす。これからもドンドンと色んな場面で活躍してもらいたいっすね!僕も是非コバさん達と色々と一緒にできるよう頑張ります!!

※出典 太陽と星空のサーカス

僕はこう思った

コバさんの話。何かをやりたいけど、やれていない人にとって勇気の出る話ではないかと思う。1年間まともに人と会わないくらい引き篭もっていた人が、今では数多くのイベントを手がけたり、飲食店をやっている。つまり、人間誰だって変われるし、やれることだって一杯あるってこと。ようは何でも自分次第。僕自身も高校生のときなんて、ホントひどいやつだった。周りに迷惑かけてばかりいた。高校時代を知っている人からは「当時と比べると変わったよね。」ってよく言われる。人間変わることが出来る。そのキッカケは色々あるんだと思う。コバさんの場合は仏教の価値観と出合ったことかもしれない。僕の場合は人との出逢い。ただ、何かを待っているだけでは変わらない。コバさんが何かを変えるために家を出たように、何かしら自ら行動しないと変わらない。僕自身も、どうすれば良いか正解が見えない中でも、今の自分に満足できないから、もがきながら行動し続け、少しずつ世界が拓けてきた気がする。何かを変えたいのであれば、ちょっとずつでも行動すれば良いんだと思う。そしたらコバさんみたいに、良い意味で変わっていくことって出来るんじゃないかな。

 

コバさん情報

太陽と星空のサーカスHP:http://sunandstars.jp/

一番星ヴィレッジHP:http://star-village.jp/

コンスクエンスHP・consequence[コンスクエンス]

豆情報:太陽と星空のサーカスでは、現在人を募集しているそうですよ。イベントプロデューサーみたいな立ち位置の仕事で、想像力がある人が良いみたいです。確かに想像力がないと、色んなところでシナジー生む考えとか生まれないですもんね。もし興味がある方がいればコバさんに繋ぎますので、お気軽にご連絡ください!

 

今日のサシモニ会場

店名:青山壹番館 渋谷店

住所:東京都渋谷区1-4-27

URL:青山壹番館 渋谷店 (アオヤマイチバンカン) - 渋谷/喫茶店 [食べログ]

感想:渋谷駅から少し歩く立地ですが、落ち着いた雰囲気でかなり良さ気です。珈琲も美味しいですし、ゆっくり話をするには非常に向いているお店です。オススメ!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

Email:hishiki0519アットgmail.com
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輪島塗に魅せられて。輪島塗の現状と今後について。

今回のお相手はとあるコミュニティでご一緒させていただいた野口さん。輪島塗の活性化プロジェクトをやっているという話を聞いて「なに!?輪島塗!?なんじゃそりゃ。」といった感じでサシモニのお願いをさせていただきました。伝統工芸を担う現場が厳しい現状は知っていたので、元々興味がある分野ですが、実状の話を聞けてとっても勉強になりました。誰もが一度は耳にしたことある輪島塗の現場の実態。せっかくなので、この機会に知ってみませんか?ぜひご一度ください!

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 輪島塗との出逢い

輪島塗の活性化プロジェクトに携わっている野口さん。果たして、どのような経緯で輪島塗と出合ったのでしょうか。「元々は丸の内朝大学の地域プロデューサークラスで、能登の活性化がテーマとしてあり、そこに輪島塗があったんです。自分自身がECに関わる仕事をしていることもあり、モノを活かした活性化が良いなと思ったんですよね。」通販サイトの運営をしている土壌があったから、物販が出来るコンテンツを選んだんですね。ちなみに、他にも選択肢はあったのでしょうか。「能登には輪島塗や日本酒だけはなく、炙り文化もありますよ。古民家がある地域もあったりします。能登半島は結構魅力的な場所なんですよ。」北陸って良いですよね。とにかく魚が美味しいイメージがありますが、他にも魅力がたくさんありそうです。あらためて、ゆっくりと行ってみたい場所ですね。

 

輪島塗の現状

さて、輪島塗の現状はどういった状況なのでしょうか。「バブル期には80億円あった売上が、ドンドン売上が下がっていて、携わる人も少なくなっている危機的状況ともいえますね。」輪島塗を日常的に購入する機会って殆どないですもんね。以前、伝統工芸品について調べたことがあるのですが、バブル期のピーク時から比べると10年前の時点で軒並み数字が半分以下に落ち込んでいるのです。売上も、企業数も、従業員の数も。たった20年くらいの出来事ですから、どれだけ悲惨な状況に置かれているか想像もつきますね。「現状を少しでも良くするため、地元の人達と一緒に輪島塗を盛り上げるプロジェクトをやっているんです。例えば、先ず輪島塗を知ってもらうために都内で能登の食材も用意して、輪島塗を使ったイベントを開催することもやっていますよ。」地道な活動かもしれませんが、先ずは知ってもらうところから始める必要ありますもんね。愚直な活動も大事です。

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輪島塗の魅力

さて、輪島塗の現状が厳しいということは分かったのですが、何が魅力なのでしょうか。正直漆器の素人としては、他の漆器との違い等なかなか分からないんですよね。「輪島塗は作る工程だけで50工程もあります。薄い木の器に布を巻いて、そこに漆を何層も重ねていくので、他の漆器よりも手間がかかっているんですよ。」50工程って凄すぎるな。今の時代複雑なものでも3Dプリンターを使ったりすれば1工程でモノが出来る時代に50工程とは。。。職人って凄いです。「正直なところ、手間がかかっても同じ器としての機能は他と変わらない。ただ、手がかかっている分だけ金額は高いです。普通の食器と輪島塗では、価格と機能的価値の違いに大きな乖離があります。ここをどう埋めるかがポイントですね。輪島塗の良さとして口当たりが良いのが特徴なのですが、なかなか伝えにくくもあります。」なるほどなぁ。確かにそうですね。口当たりの違いを伝えるとかって難しいですよね。輪島塗が50工程も手間がかかっていることも初めて知りましたが、そういった部分も伝える必要あるんでしょうね。職人技をどう評価するかって非常に難しいところですよね。

 

地域との結びつき

今までどうりにやっていても、このままでは衰退する一方なのかもしれません。だからこそ、新たな取り組み等行っているのでしょうか。「先ず、地元の人からは、外の人が意見を言ってもらえると、中の人が変わるのではないかと言われています。意識改革が必要な一面もあります。」そっか。意外と閉鎖的な部分もあるのでしょうか。「輪島塗を作るにあたって、新しい手法も出てきていますが、現場の職人によってはそれを受け入れられない人もいるんです。企業と一緒で既得権益を守る人がいるように、職人の世界でも逃げ切れるかどうかの境目で、関わる人の考え方の違いがありますね。」これぞ日本の現状とでも言えるような状況ですね。難しい問題です。「今変えようとしている人達が一番星になれば、他の人も追随してくるのではないでしょうか。将来的にはECサイトの運営や、地域のクラウドファンディングを利用して、ユーザーの意見を聞きながら新たな輪島塗の商品を作れたら良いなと思っています。」確かに、誰かが先頭を突っ走って、そこに多くの人が魅力を感じるようになれば、そこについていこうって行動するものなんですよね。ムーブメントってそのようにして起きるんだと考えています。新たな動き楽しみですね!

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輪島塗に関わる源泉

さて、野口さん自身の話も気になるところなのですが、どうして今回のように一見自分と関係のない輪島塗に携わるようになったのでしょうか。「 自分を高めていくには会社以外の要素も必要ではないかと考えているんです。仕事だけじゃないコミュニティを築きたいんですよね。そういう時代だとも思う。同じ会社に定年までいるかどうかも分からない世の中ですからね。」確かに、僕自身も色んなコミュニティに属しているのですが、会社以外の部分で学びを得る機会って実はメチャメチャあるんですよね。非常によく分かります。「地域を盛り上げていったり、社会貢献をしていきたいという想いがあります。いつか仕事に繋げられれば良いなとも思っていますよ。」「根底に色々なところと繋がっていないといけないという危機感があるのかもしれないですね。」なるほど。確かにライフラインって色んなものがあって、衣食住もそうだけど、人との繋がりも絶対にある。そう考えると、色々なところと繋がっているというのは大事なライフラインなのかもしれませんね。野口さんの今後、とっても楽しみです!!

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僕はこう思った

野口さんのお話。悪く言ってしまえば、最近流行りのソーシャル的な活動が好きと言えるのかもしれない。(ここでいうソーシャルはSNSとかではなく、社会的活動という意味ね)僕は周りにソーシャル的な活動をしている人も結構いるので、彼等を見ながら、また自分自身を含めて結構考えていたりします。「なぜ、みんなソーシャルな方向に進みたがるのだろうか」そう考えたときに、やはり僕達世代だからこその理由はあると実感しています。例えば、僕は今30歳なのですが、一度も日本中が好景気に浮かれるみたいな時代は実感したことがありません。文句を言わずにサラリーマンをしていれば、年収がうなぎ登りに上がっていくみたいな話もあまり聞きません。それにモノは生まれた時から溢れていた。どうしても欲しい白物家電や憧れの車や家なんて殆どないんですよね。そうなったときに、どう考えるか。やはり、一度きりの人生だからこそ、自分が出来ることをやりたい。出来るのであれば、多くの人に喜んでもらえることをやりたい。そう考える人がドンドン増えているからこそ、世の中にある課題解決に取り組んでいるのかもしれません。決して賃金に恵まれるわけではなかったとしても、不自由なく生活できて、やりたくないことを無理矢理やっているよりも、やりたいことが出来ることの方が価値を置く時代なのではないでしょうか。そして、きっとこれからも、同じように考える人が増えていくのだと思います。今後、世の中にどんな人が増えていくのか。楽しみですね。

 

今日のサシモニ会場

店名:珈琲店トップ 新宿西口店

住所:東京都新宿区西新宿1-9-18 永和ビル B2F

URL:珈琲店トップ 新宿西口店 - 新宿/コーヒー専門店 [食べログ]

感想:新宿駅から近くアクセス良好なのが良い感じです。ただ、残念ながらソフトバンクでは電波が入らなかったです!頑張れソフトバンク!!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

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【オレモニ!】omoro創業のはなし

今回のお相手は、なぜかomoroメンバーの中ではヒシキングと呼ばれている菱木さんです。って自分で書いてます。ちょっと虚しさもあるのですが、設立記念日に創業メンバー3人中2人の記事だけで、自分1人だけないってのは寂しいので、通常のサシモニ風に自分語り。つまり、「オレモニ」を特別編としてお送りします(笑)エイプリルフールだし、ありだよね!

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omoroって何でやるの?

omoroの創業メンバーの1人であるヒシキング。キングというアダ名がつくなんて、キングカズ以来ではないでしょうか。「そうですねぇ。僕とカズさんくらいじゃないですか。キングとつくのは。カズさんの場合は、まさにキングといえる実績を残していますよね。僕の場合は態度がデカイからって理由ですけどね。ちなみにomoroメンバーにしか呼ばれてないです。」全く浸透していないアダ名をお持ちのヒシキング。どうして、omoroをやることになったのでしょうか。「普段から人の紹介とかよくやっているんですけど、そうすると新たに生み出されるモノがあるんですよ。僕達3人の周りの人達が集まるだけでも、本当に何でも可能になると思えるんです。だったら人を介したシナジーを生み出せる組織を作れたら面白いんじゃないかと思って。それでやりたいなってね。まぁ基本ノリです。」なるほど。確かに誰かと会って話していても、その人のことは分かるけど、その人の周りにいるオモロい人って分かりませんよね。それが可視化されたら面白い繋がりが生まれそうです。

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どうやって集まったのか

3人で創業するるomoro。果たして、どのようにメンバーが集まったのでしょうか。「大山選手とは前職の関係で会ったんですよ。それで、とある別のプロジェクトを一緒にやるようになって、いつの間にか仲良くなってね。同じようなことを考えているし、2人とも強みは違うし、一緒にやったらオモロいだろうなってね。」なるほど。とはいっても、実際に会社を一緒にやるって決まるまで3ヶ月くらいしか付き合いもなくて、会った回数も5回くらいですよね。流石にもう1人のマイマイさんとは長い付き合いなんですか。「マイマイとは一緒に会社やろうって話になるまで、大体1分くらいかな。初めて会ったときは、とある勉強会だったのよ。そこでの懇親会で「omoroでこんなことやりたい!!」って同じ席の人達に話していたのね。その席に彼女がいて、omoroの話を聞いてたの。そしたら次に会った時に彼女が「omoroさんに相談があって、私こんなことしたいんです。」って手帳に人の繋がりを可視化するような絵を描いていて、それを見せてくれたんだよね。それで決めたよ。「同じこと考えているから、一緒にやれば良いじゃん!!」ってね。ちなみに2回目に会ったときは結構酔ってたけどね。僕。」一緒に会社を創るメンバーを酔った状態のノリで決めたんですね。ヒシキング恐るべしです。

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不安とかなかったの

マイマイさんとは1分も話さないで決めたって話ですが、不安とかなかったんですか。大山選手も大して付き合い長くないですよね。「大山選手はそれまでに何度か会っていたから別に不安はなかったかな。彼が出来る子で良い奴ってのは分かってたし。マイマイについては、全く不安がなかったと言ったら嘘になるかもしれない。だって、どんな人か全く知らなかったからね。」そりゃそうですね。そんな状態で一緒に会社やろうと誘う方もおかしいです。「ただね。Tech Waveってメディアを立ち上げた湯川さんって方がいるのよ。んで、マイマイは湯川さんの第三秘書なのね。湯川さんって素敵な人で、その人が信頼しているだったら大丈夫だろってことで、特に不安はなかったね。」確かに、人の信頼って誰かが信頼していることで担保される部分もありますよね。omoroという組織も人の信頼の上に成り立つ組織ですから、良い生まれ方なのかもしれません。「人の縁ってさ。そんなときもあると思うのよ。意気投合って実際あるじゃん。長く付き合っていても、良く分からない人もいるし、その人の顔つきとか見て感じ取れるものもある。2人とも接した時間は短くても、絶対に良い人達だって確信はあったね。」なるほど。確かに意気投合していきなり旧知の友のような関係になる人っていますよね。決して酔っ払って決めた言い訳ではないと信じたい言葉です。

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始動してみてどうなのか。

登記は本日4月1日とのことですが、今まで準備で動いてきたomoroの皆さん。実際に集まって動いてみてどうなのでしょうか。「いやぁ、メチャメチャ楽しいよね。それぞれが色々活動してきているから、たくさんリソースあるしさ。先日も各自が携わっているプロジェクトと、これからやりたいことを出しただけで、50くらいのプロジェクトがあってさ。これらを、どうやって具現化していくかが一番問われるところだよね。」なるほど。今後はどのような展開を考えているのですか。「自分たちでサービスを作るのも良いけど、基本は人と人を繋いでやっていきたいんだよね。だから、このサシモニのように、その人が分かる記事を、もうちょっとビジネス寄りにして作っていく。omoro図鑑っていうんだけどね。omoro図鑑を見た人が「この人とプロジェクトをやってみたい!」ってなって、僕等のHPに問合せしてくれると嬉しいよね。ただ、誰でも紹介してたらミスマッチングが起きるから、一次窓口として必ず入るし、僕等も一緒にプロジェクトを動かしていきたいね。」確かに、世の中に面白くて仕事の出来る人はたくさんいますけど、なかなか知る機会ってないですからね。omoro図鑑楽しみですね。

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周りの反応

omoroを作るって話をしていて、周りの反応とかっていかがですか。「色々な反応をされるよね。僕達は3人全員が社長だし、株も3分割。収益も3分割で決まっている。そうすると「絶対に上手くいかないよ」って声も上がる。ただ、そのときに「僕らはそれぞれ別に本業があって、その中でやろうとしているんです。」って話をすると、結構安心してくれるよね。」大山選手はyakulがあるし、マイマイは同時通訳者。それぞれの仕事がキッチリあるからこそ、成り立つんですね。「本業があって別のことをやるのがどうなのか。と思われるかもしれないけど、確実に良い効果があると思ってるよ。例えば、何らかの話でハードウェアを作る話になるかもしれない。そしたら、もちろんyakulに依頼したいよね。それに、色んな幅広い業界や人の相談を受けたり、実際にプロジェクトとして動かしていくと、同じことをやっているよりも知見も経験も広がる。それが本業に良い意味で返ることってあるからね。」新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせという言葉がありますが、幅広い世界を知れば知るほど、新たなものを生み出せる可能性ってありますよね。楽しそうでイイな!

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何が原動力なのか

新たに会社を作って、色々やることって一般的には大変なことだと思われます。どうして、そのようなことを始めるんですか。「だって楽しいでしょ。どう考えたって。自分ができることをやっているだけの人生なんて、面白くないじゃん。例え自分が知らないことでも、そこにチャレンジして新たなモノを作り出して結果を出す。それってメチャメチャ楽しいことでしょ。しかも1人だけではなくて、みんなで出来るのって最高だよね。」ここで大事なことって、みんなでやるってとこなんでしょう。実際どうなんでしょうか。「そうそう。みんなでって大事。omoro図鑑のコンセプトもそこにあるからね。世の中凄い人ってたくさんいる。その人と問題毎をやっつけちゃえば、すぐに片付いたり、すぐに新たな道が見えたり。もちろん自分自身もそういう人でありたいし、omoroもそんな組織でいたい。自分達ができない部分は、誰かと一緒にやれば解決する。そうやって世の中の問題や困り事をいち早く片付けていけば、みんながハッピーになるよね。」とんだハッピー野郎ということですね。納得です。今後のomoroがどのような展開を拡げていくのか、とっても楽しみです!!

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僕はこう思った

omoroってなかなか面白い組織ですよね。収益3分割にする話がありましたが、プロジェクトによってメンバーの負担も変わるから、上手くいくわけがないと思われるかもしれません。先日設立前に動いていた案件があったそうのですが、そのときに収益の分配の話になったそうです。その案件はWeb関連の話で、大山選手が一番役割を担うからこそ、一番大きな割合を取るべきだという話をヒシキングがしたそうです。すると、彼は「いや3分割にしようよ」と答え、その話をマイマイに伝えたところ「私、何にも出来てないから」と拒否反応を示したんですが、「それぞれが毎回担う割合は変わるだろうし、マイマイが一番大きな役割を担うこともあるだろうからさ。」と説明すると、「じゃあ今回のがもし決まったら、私が2人にメッチャ奢るね!!」と笑顔で返答したそうです。この感覚を持ち続けていたら、きっと何事も上手くいくかなと。お互いがお互いを尊重して、助け合っていく。当たり前のことなのですが、そのように考えることが出来ない人もいる。僕は昔から人の縁に対する運は、とんでもなく強運だと思っているのですが、今回も素敵な2人と出逢うことができて、そして一緒に会社を創って、これから様々なことに取り組んでいくことに対し、心から大きな喜びを抱いています。omoroがあなたのお困り事を何でも解決しちゃいます。何かあれば、ぜひいつでもご連絡ください!

 

今日のサシモニ会場

店名:自宅

住所:神奈川県鎌倉市由比ヶ浜

URL:若宮ハイツ 概要 査定依頼 東急リバブル の中古マンションライブラリー

感想:昨晩1人で夜中にパソコンに向かって自分語りをしていました。なかなか新鮮な体験だったので、ぜひ皆さんも1人自分インタビューをしてみてはいかがでしょうか(笑)

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「サシモニしてみよう!」と思われた方は、お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

Email:hishiki0519アットgmail.com
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