サシモニ

サシ飲みがあるなら、サシモーニング(略称サシモニ)があっても良いじゃない

相手の人生に携わる仕事

今回のサシモニのお相手は公認会計士の友人尾崎さん。通称ザック。最近勉強法の書籍を出したり、とんでもない早さでマラソンを走るようになったり、ノリにノッている男でもあります。監査法人の仕事についてのあまり普段聞けない話から、先生という仕事の話まで。幅広い話を伺いました。ぜひご一読ください!

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会計士の働き方

会計士と一口に言っても様々な働き方があると思います。ザックはどのような働き方をしているのでしょうか。「TAC(資格取得の学校)の新宿と日吉で会計士の資格試験の授業を受け持って講師として働いています。主に簿記の授業ですね。」なるほど。つまり先生なわけですね。TAC以外でも何かやっているのでしょうか。「ミュージックセキュリティーズというベンチャーファンドでも働いています。復興支援の際に有名になったのですが、最近は地元の地場産業において技術とか商品に魅力はあるけど、資金的に厳しいところから話が来るようになっています。1社ごとにファンド組成するのですが、募集中のファンドが40くらいあります。募集金額もまちまちで、少ない所だと数十万円。最高で1億円です。ボリュームゾーンは1,000万円前後ですね。」先生をしながらファンド組成まで生業にしているわけですね。なかなか幅広いですな。

 

監査法人の仕事

元々は監査法人で仕事をしていたんですよね。一体監査法人で働くってどのようなことをするのでしょうか。「中小企業の監査法人で4年間働いていました。監査法人の役割として一番大きいのは、上場企業の決算書チェックですね。オリンパス事件のようなものがないように、第三者のチェックが不可欠です。」おぉ。オリンパス事件って懐かしいですね。具体的にはどのようなチェックをするのでしょうか。「おかしな動きがあったら会社の方に確認したり、数字の妥当性を見ています。会計処理が間違えていたら指摘しますし、工場へ視察に行って、棚卸しの状況を直接チェックすることもあります。」なるほど。工場まで直接視察に行ったりすることもあるのか。監査法人の特徴ってなんなのでしょうか。「監査法人は第三者的な立場だからこそ、相手先の企業と仲良くなるわけにはいきません。裏方的な仕事ですが監査法人がいないと、経済が成り立たちませんよ。」そうか。企業の監視人として監査法人が機能していないと、信用できる経済が成り立たなくなりますもんね。

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教えること

TACで講師をやっているとのことですが、講師を始めてどのくらいになるのでしょうか。「TACでは7年になりました。講師をやっていて最近より楽しくなってきましたね。3~4年目を越えたあたりでマンネリ化を覆すために教え方を変えてみたり、独自色を出したところ、ドンドン楽しくなっていったんです。」同じようなことをやっていると誰しもがマンネリ化を感じることがあります。守破離でいう破を行うことで乗り越えたんですね。そういえば最近本も出版したとのことですが、やはり長く教えている中で培われたノウハウなのでしょうか。「技術的な話だけではなく、マインド面の話も書いています。その人自身の気持ちが結構大事なんです。受かりやすい人とそうじゃない人の違いを講師の立場から考えていますよ。」なるほど。資格取得を考えている人はザック先生の本を一度読んでみると良いかもしれませんね!

 

ファンド組成の仕事

現在TACの講師と一緒に行っているミュージックセキュリティーズでの仕事。こちらでは具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。「ファンド組成するときに相手事業者の財務状況のチェックや、事業計画がどういう根拠について作られているか等を話しながら詰めていきます。他に出資者に対しての分配状況を決めたりしますね。ファンド組成後は、短いものだと1年。長いものだと10年スパンで継続していきます。」10年スパンですか。それは凄いな。業務っぽいことでいうと他に何をやっているんでしょ。「毎年決算後の数字チェックを行っています。僕自身は最初経理の手伝いから始まり、2年目からファンド組成するところから関わるようになりました。経営者目線で何を考えているか、数字についてどのように考えているか等を考えられるようになりました。去年の夏頃からは直接被災地に行って仕事をすることも増えましたね。」ミュージックセキュリティーズのファンドって震災後に被災した企業に対しお金を集め、出資者には商品等がリターンされるって話題になっていましたもんね。やり甲斐とかってどうなのでしょうか。「感謝されるのが一番です。今の現場はそれを感じられる仕事ですね。大企業で監査をやっていると、感謝されることってあまり感じられなかったのですが、今は経営者の方々と直接話をすることが出来る環境もあり、やり甲斐を感じています。」なるほど。まぁ仕事の種類が全然違うので仕方ない部分もあるのでしょうが、自分が向いている選択をすることは大事ですよね。

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なぜ先生という仕事を選択したか

世の中先生といっても多様な先生がいますが、そもそもなぜ先生という仕事を選んだのでしょうか。「元々教育業に興味がありました。キッカケは小学生くらいのときに、隣に女の子が座っていて、「間違えた所を教えてよ。」と言われて、教えたところ感謝されたのが喜びとしてありました。それで、人に教えることに興味を覚えたんです。」そうかぁ。確かに人から喜ばれるのって嬉しいことですもんね。それにしてもキッカケは女の子。やっぱり男だな(笑)その後、なぜ会計士の先生になったのでしょうか。「当初は学校の先生を考えていたのですが、公立の先生の立場を考えたときに、もう少し待遇が良い仕事を選ぼうと思い、会計士の先生を選びました。今は子供向けに会計を教えるのも良いかと思っています。必要な知識ですから。」そうか。確かに子供の頃から学んでおくと良い知識ってたくさんありますけど、お金の知識も必要なことですよね。大事大事。

 

人生に携わる仕事

先生をやっている醍醐味ってなんなのでしょうか。「先生をやっていて楽しいのは相手がいて、直に接しながら出来ることですね。一番は結果を出してもらうこと。人生を懸けて会計士を目指す人ばかりです。だから、人の人生の分岐点に携わっていることの大事さを痛感しています。元々学校の先生になりたいと思ったのも同じような動機で、人に良い意味で影響を与えるようになりたいんです。」人の人生に影響を与える仕事。なぜ、そのような仕事をしたいと思うのでしょうか。「自分が世の中に生きてきた証を残したいんです。仕事としてそれが出来れば良いなと思います。」そうか、良いですね。でも資格試験ってホント人生の岐路ですよね。「全員が受かるわけではないから、受からなかった子がいたら残念になるけど、「会計士になることだけが人生じゃないよね。」と言えるようになってきました。気張り過ぎないようになってきたのは良かったです。」人の人生に関わる仕事。これからも継続していってもらいたいですね。今後のザックが楽しみです!

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僕はこう思った

先生という仕事。色んな想いがあるものですね。誰かの人生に良い影響を与えること。自分が世の中に生まれてきた価値をプラスのものとして残していく上で、直接人と関わって相手に価値を与えることって素敵なことですね。僕自身も過去を振り返ると、人の人生に影響を及ぼしてきたと思えることがあります。それが全て良いことであればベストなのですが、もちろんそうではないこともあると思います。ただ、人が生きていく上で誰かに影響を与えないような生き方なんて出来る筈がありません。だとしたら、でき得る限りプラスなものとして残していきたいですね。やり方は人と直接関わるものだけではありません。何かのサービスを作ったり、新たな法整備を整えたり、美味しい食材を提供したり。生きている中で関わるモノやコト全てに、それぞれのやり方があると思います。影響の大きさも様々です。どの道を自分や自分が所属する組織が選択していくのか。正解なんてないでしょう。自分らしい道を選んでいきたいものですね。

 

ザック情報

最近ザックが出版した本はこちらです。ぜひ資格試験等を控えている方等ご一読ください!

 

難関資格に確実に合格する勉強法

難関資格に確実に合格する勉強法

 

 

 

今日のサシモニ会場

店名:カフェ珈人

住所:東京都新宿区西新宿1丁目 小田急エース 南館

URL:カフェ珈人 - 新宿/喫茶店 [食べログ]

感想:駅からすぐのロケーションです!シナモントーストが美味しかったですね。オススメです!
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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

激アツ市議会議員が生まれるまで

今回のサシモニのお相手は兵庫県丹波市の市議会議員である横田親さん。写真を見れば分かる取り、麦わら帽子を被っている市議会議員。なかなか変わった方です。でもメチャメチャ面白い方なんです。今回話を伺った内容は、どのようにして今のいたるさんが形作られていったのかということ。学生時代の話や新卒で入ったリクルートの話。もちろん市議会議員としての仕事についての話等々。きっと今まで知らなかった世界を知れる一端になると思います。ぜひご一読ください!

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飽くなき成長欲求を捨てる

いたるさんが新卒で入った会社はリクルート。バリバリやるイメージの会社ですよね。なぜリクルートに入社したのでしょうか。「リクルートに入ったのは変人と働きたかったから。成長したい想いが強かったんだよね。」「今はある程度成長欲求の執着から抜け出したと思う。」どうして、そこまで成長欲求に囚われていたのでしょうか。「僕は3男坊なんですよ。上に兄が2人いるのですが、3歳くらいのときに親父から、僕の前に生まれる予定だった姉が、流産していたことを告げられて。きっと待望の女の子だったんだと思うんです。それで、なぜかその時両親に謝った記憶があるんです。」いくら小さな子供でも強烈に記憶に残る出来事だったんでしょうね。「母からは「楽しく生きていれば良い。」と言われてきました。でも、親に自分が生まれたことで後悔されたらどうしようとビクビク生きるようになったり、「自分は楽しく生きることを義務付けられた」と思って、必死で真面目に楽しくやらなきゃいけないと意識していました。」必死で真面目に楽しくやらなきゃいけない。そんなことを考えて生きている人も世の中いるんですね。

  

死への思い

その後、親への思いは変わることはあったのでしょうか。「高校を卒業する頃には、誰からも凄いと言われることをすれば良いと思って、国際NGOを作ろうと考えていました。青年海外協力隊とか国境なき医師団みたいなものを作ろうと思って。」「大学1年生までずっと親に褒められることをしようと考えて常に勉強もしていました。それが自分の存在価値だと思っていたんです。」大学に入っても変わらぬ想いだったんですね。今のいたるさんからは想像もつきません。その後はどうだったのでしょうか。「大学1年生の夏に星を見ていたんです。当時は自分が作った団体で5,000万人を救うと決めていました。ただ、5,000万人救ったことが2,000万年後に残るのか。50億年後に地球は滅ぶのに何の必要があるのか。そう考えると生きている意味が分からなくなって、「目標だけがあっても仕方ないのでは。」と考え込むようになりました。」そうか。今まで親軸で色々と考えていたのが、星を見上げることで時間軸が一気に広がったんですね。「2ヶ月間、毎日死にたくなって悩んでいた。居酒屋のバイト中も死ぬことを考えていたよ。死に方を色々考えていた日々です。」それは結構ヤバイ状態ですね。人の過去って今のイメージからは想像もつかないところにありますね。今の元気ないたるさんからは想像つかない姿です。

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価値観の転換

常に死を考える付ける日々から、どうやって抜け出したのでしょうか。「ある英語の授業でみんなに笑われたの。挨拶をするときに太鼓を叩きながら居酒屋っぽく、「いらっしゃいませーー」って言ったらウケたんだ。ただ、最初は「勝手に笑っとけアホ。」と心の中はヤサグレていたんだよね。」そのヤサグレ方はヤバイっすね!「でも、よく考えたら相手がポジティブな感情で笑っていようが、ネガティブな感情で笑っていようが、笑っている事実は一緒だと気付いて。つまり、相手が自分のことを認めている状態か、認めていない状態かは関係ない。それで、人から認められることに価値を置かないようにしようと決めました。起きているのは現象だけ。それが分かった時に、思いっきり心の赴くままに動いてみて、好き勝手やってみて、面白いかつまらないかを感じてみようと思った。そこから一気に前に進み出したかな。」人の価値観が変化するのって、ホント一瞬の出来事だったりするわけですね。死にたくなるような気付きも一瞬だし、救われる瞬間も一瞬の出来事。面白いものです。

 

学生時代のバイト

京都の大学出身のいたるさん。学生時代はどんなバイトをしていたのでしょうか。「先ずは京都で人力車をやりました。初めて3ヶ月くらいした時に、おばちゃんが2人乗ってくれた。2時間で3万円なのに、さらにチップまで払ってくれたことが凄く嬉しくて。「何度も京都に来ているけど、あなたの人力車の旅が一番。」と言ってくれてね。」おぉ!それは嬉しいっすね。「人の心に残ることを出来たことが良かった。その人の一生の思い出に良い痕跡を残せたことに幸せ感を覚えたんだ。」いたるさん人力車似合いそうですよね。ちなみに当時全国でも2位の営業成績だったそう。流石です。人力車のガイドを通じて学んだことって他にもあったのでしょうか。「ガイドの実力が増えると、お客さんが喜ぶことが増えて、それが自己満足に繋がる。努力して相手に喜んでもらうと、自分の喜びに繋がることが分かった。他にも、人力車のときや、その後バーテンとして働いたときに、色んな変人と会って、思考法や触れ合うことで学び続けることが多かったね。」いたるさん元バーテンなんですか。これまた想像つかない話ですね(笑)今度美味しいカクテルでも作っていただこう!

 

リクルート時代

新卒で変人と働きたいからリクルートに入社した話は前述しました。リクルートでは、どのような学びがあったのでしょうか。「26歳のときに人は何を言うかではなく、誰が言うかを気にしている事に気付いたんです。キャリアアドバイザーになったときに新規顧客獲得の紹介プログラムのプロジェクトリーダーになりたかったから支社長に相談した。そのときに「他のメンバーも同意するようであれば、構わない。」と言われてね。当時自分以外のメンバーは平均30代後半の人達。この人達に適切な順番で、きちんと言うことが大事だなと思って、「あなたが協力してくれないと回らない。」と、ひとりひとり順序立てて伝えていき、主人公を作っていったんだ。そうしたら半数以上の人が同意してくれることになり、結局メンバー全員一致で僕がプロジェクトリーダーをやることになったんだ。全社の40チーム中1位になり、個人としても半年で200数十人中2位だった。伝説の人だけ抜けなかったけどね。それから、人に役割を与えると主役になったり、全体の中で褒めたり、個別に褒めたりすることの違い等を自然と考えるようになっていったね。」この話面白いですよね。いたるさんが現在市議会議員として、様々な立場の人と良い関係を作りながら付き合いが出来ているであろう根本の学びなのかもしれません。相手の立場を考えて行動したり、言動する。ホント当たり前だけど大事なことですよね。

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市議会議員の仕事

そろそろ現在の本業である市議会議員の仕事についても伺ってみます。リクルートのような企業と行政では大きな違いがありそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。「行政側は平均年齢が高くなる。だからスピード感の違いは当然ある。ただ、付き合う人によってはベンチャー的な人もいるよ。色んな組織に対してスピード感の違いに合わせて動いていくことが重要かな。」ここ大事ですよね。自分のやり方を押し付けるのではなく、あくまで相手に合わせる遊びを持っておくというか。そもそも、なぜ市議会議員になったんでしたっけ。「当事者であり続けなければならないと思ってね。元々雇用問題に手を打ちたいと思って、リクルートを辞めた。ブルーカラーの仕事がなくなっても、田舎にはたくさん仕事がある。飯と役割があれば人は充実して生きていける。田舎にいて超楽しいと伝えてあげる。そう考えて活動しているときに市議選があってさ。その時の立候補者の最年少が51歳で、しかも新人。それを見たときに「何してんねん!!」と思って。結局見過ごしてきたんじゃないかと。社会課題を担うなら、より近い当事者である議員になるのも道だよね。」当事者意識か。誰もが問題と思うことに手を上げる。言うことは簡単でも、やることはそんな簡単ではないですよね。うんうん。でも当事者意識ってホント大事。

 

丹波での活動

僕も今年になって2回ほど丹波に遊びや視察で行ったことがあります。田舎なのに魅力的な人達が集まっていて、次々と新たなことが生まれるのではと感じられる場所です。いたるさんは市民の人達とどんな活動をしているのでしょうか。「自分1人で全ての活動を継続していくのは無理。思いついちゃドンドンやるから。なので、パートナーが必要。この人は出来るかな、適切に動けるかな、準備が出来るか等をパートナーと話しながら考えていく。基本同じ場を続けたい人にお願いするようにしていますよ。」そうか。継続的にやるためには同じ場を続けられる人って貴重な存在ですよね。生み出す側と維持する側。それぞれでタッグを組んでいる訳ですね。実際にどのように声をかけているのでしょうか。「情報としてこういったものがあるけど、運良く今いる立場にいるなら、やった方が良い。やれればやった方が良いと。こんな感じで言ったりするね。」なんかそれ、半ば強制みたいですね(笑)他に意識していることってあるのでしょうか。「人は上手にマッチングすれば喜ぶもの。人にはお願いして良い。お願いから感謝の気持ちが生まれて幸せになるキッカケとなるから。誰かがお願いしないと、そこにありがとうが生まれなくなる。全ては誰かがやりたい気持ちから発生し、次に適切なお願いがあり、本人がやりたいこととマッチングすれば良い。」なるほど。確かにお願いしないと何も生まれないですよね。お願いすることってつい遠慮がちになりますが、適切なお願いならドンドンした方が良いんですね!

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自治

いたるさん。色んなところを動き回っているようなのですが、今一番関心のあるテーマは何でしょうか。「社会課題として一番興味が有るのは自治。何をするにしても仕事じゃないといけないのか。皆が奴隷のように働くのもおかしいのではないか。ギリギリでもやっていけるだけで良いじゃないか。今日もあなたがいてくれて良かったと言われただけで幸せなんじゃないか。そんなことを考えているんだよね。」なるほど。確かに最近そのように考えて動く人達って増えている気がしますよね。「人に必要とされる存在の方が幸せ。拒絶されるよりも嬉しい。物質的な関わりはあまり関係ない。自分の役割が見えなくなっていることが世の中の問題の根本的な部分だと思う。だから、目の前の人の役に立つことが重要。当事者となってやることが必要だよね。」うんうん。自分の役割を感じられて生きている人達って輝いている気がします。「一番大事なことは人に感謝されることであったり、適切なタイミングでビシっと叱ることだったり。そして、自己顕示欲の執着を捨てて、渡していくことが大事だよね。」渡していくこと。確かに持ち続けていると腐ることって多いですから、ドンドン世代や立場を越えて渡していく世の中が理想なんでしょうね。

 

いたるさんの今後

現在市議会議員のいたるさん。今後市長を目指すこともあり得ると思うのですが、市長になったら何が変わるのでしょうか。「市長になったら渡せるものが増える。責任ある立場にもなる。責任取る人が「俺のことはいいから」と言える人じゃないとダメ。代わりに謝ってあげられて豪胆な人かな。もっと自分のことを褒めてもらいたいと思っている人だと、厳しいよね。」なるほど。いたる市長良い感じになりそうですね。「根本は覚悟。自分の人生を主役として生きていく覚悟。あとは自分に執着し過ぎずに他人が喜ぶことが出来るか。」格好良いぞ。いたるさん。他にも丹波でやりたいことってあるのでしょうか。「ダボス会議に出て世界の課題について喋ること。出来る限り大きな夢を持ちたい。宇宙規模だと広すぎて分からないけど、地球規模なら夢を描ける。丹波では主役もドンドン変わる。テーマに飽きることがあっても、人が変わりまくるから飽きない。何かやりたい人がいたら丹波に来てほしい。掛け算してみたい人とか、やりたいことがあって、どこかで組み合わせられないかなと思ったら「丹波でやってくれ!」って思っている。受け皿はメチャメチャあるし繋ぎたい。何でもジャンルは問わないから言ってきて欲しいです。」最後は丹波へ来て欲しいというメッセージで終わりましたね。いたるさんらしいです。ホント丹波素敵なところですから、是非いたるさんに遭いに丹波へ行ってみるのも良いのではないでしょうか。お繋ぎしますよ!!

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僕はこう思った

パワー溢れるいたるさん。過去の話を聞いてみると、とっても意外な話や人間臭い話もありました。誰でも不安になったり、心配になったりすることってあるんですよね。ときには人生にとって大きな縛りを生じてしまうようなものまで。ただ、誰だってそこから違うステージに移ることはできる。キッカケがどこにあるかは人それぞれだけど、今と違うステージに移ることはできる。いたるさんの話を聞いていると、ホントそんな気がします。いたるさんの話の中で、生まれてくるはずだった姉への両親の期待を考えて、自分のことを追い込んでいく話がありました。実は僕も似たような過去があります。僕は長男なのですが僕の両親の第一子は生後2週間で亡くなった女の子。お墓参りに行くと先祖と一緒に、赤子で亡くなってしまった姉の小さなお墓があります。いつからか、お墓参りに行く度に「姉の分も含めて人の2倍楽しんで生きたい。」心に決め、未だにそう思い続けています。人が変わるキッカケや、何らかの力が生まれるエピソードはどこにあるか分かりません。だからこそ、様々なことにチャレンジしてみたり、色んな場所に行って色んな経験をしてみることで、些細なことでもキッカケが生まれるかもしれません。それが丹波の地かもしれませんよ。

 

今日のサシモニ会場

店名:パブリックハウス

住所:東京都渋谷区渋谷3-29-17 ホテルメッツ渋谷 3F

URL:パブリック ハウス (PUBLIC HOUSE) - 渋谷/カフェ [食べログ]

感想:普段からMTG等でもよく利用するお店。7時からやっていますし、何より駅直結のロケーションと居心地の良さから渋谷で一番使っているカフェかも。オススメです!f:id:sashimoni:20140727170507j:plain

サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

ゲームから始まった。そしてソフトウェアからハードウェアへ。

今回のサシモニのお相手は穴井くん。現在一緒にPJを進めているチカクの仲間であり、以前サシモニでご紹介した大山くんと一緒にyakulを起業した方です。大学1年生からチームラボで働き、独立した彼がどのような道を歩んできたのか。そして、ソフトウェアからハードウェアという新たな道になぜ至ったのか等の話を伺いました。穴井くんの話は知らない世界の話が聞けてかなり面白い!ぜひご一読ください!

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ゲームをきっかけに開発者の道へ

現在ハードウェアもソフトウェア両方の開発者である穴井くん。そもそも、なぜ開発を生業としすることになっていったのでしょうか。「学生のときにガンダムのゲームを作ったんです。元々はプレイヤーとして遊んでいたのですが、オープンソースのゲームで自分でも作れることを知ってやってみたんです。遊べる登録者数が500人までのゲームが常に満員状態で、ネットサービスなんだけどリアルに喜んでくれていることが感じられて嬉しかったですね。」500人が常時満員とは人気ゲームですね。元々はゲームを自分で作るところから始めたのか。ゲームって色々批判されることもありますが、彼のような話を聞くとゲームを通じて作り手を増やしている実態って結構あるのでしょうね。

大学1年生でチームラボへ

Web業界の人間なら多くの人が知っているチームラボという会社があります。社長の猪子さんは情熱大陸なんかにも出ていて有名ですね。どうして穴井くんは大学1年生でチームラボに入ることになったのでしょうか。「大学の自治会の学内誌を書いていたんです。そしたら自治会の先輩が色んな大学の飲み会に連れて行ってくれました。そこでチームラボでインターンしている人に会ったので会社見学に行ったんです。」ほぉ。地道なことをちゃんとやってたら、なんだか不思議な展開になったわけね。「ちなみに当時のチームラボは全然有名じゃない会社ですよ。会社見学していたら役員の方が出てきて、突然握手されて「いつから働く?」って言われたんです。それで思わず握り返して働くことになりました。」おぉ!!握手作戦ですね。これは効きます。僕も過去に握手作戦でフルマラソンに初めて挑戦する人を10人以上作ってきた過去があるので、よく分かります。握手のために片手を出されると握らなきゃいけない雰囲気になるのよね(笑)

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チームラボでの仕事

大学1年生でバイトとして入って、何から始めたのでしょうか。「当時会社で音楽のサービスを手がけていたので、プログラマーとしてアップデートなんかをやっていました。当時の上司がメチャメチャ凄くて何でもいち早く知っていて、Ustreamがアメリカで生まれた当時から知っていて、実際Ustreamを実装することもしました。結局バイトから始めて6年7ヶ月間チームラボにいました。」ガンダムのゲームを作ることがキッカケで、そのままプログラマーとしての道を歩んだわけね。ハードウェアについてはどうだったんでしょう。「チームラボボールとかチームラボハンガーのプロダクトを作りました。大変でしんどかったけど、色々と達成できて楽しかったですね。」おぉ。ラボの中でも初期のハード開発を担当していたんですね。「社員として入社して半年経ったときに、ハードの仕事を振ってもらいました。一から勉強したんです。誰もハードウェア作った経験ないから教えてくれる人がいない中で学びましたね。ネットの情報からひたすら取ったり、アキバに行って部品買ってきて壊しながら覚えていきましたよ。」凄いな穴井くん。先日たまたまチームラボに行く機会があったのですが、今では工作室ってハードウェア専門の部署が出来ていたりするのですが、土台を作ったのは穴井くんだったわけなんですね。f:id:sashimoni:20140711121847j:plain

 

ハードウェアとソフトウェア

ハードウェアってここ数年で結構話題になることも増えてきました。ハードウェアとソフトウェア両方の開発者である穴井くんから見ると、2つの領域の違いってどのようなところにあるのでしょうか。「プログラマーだと画面上の中でしか表現出来ないんです。元々自作PCとか創ったこともなかったから、モノ作りが出来ないことにコンプレックスもありました。形になって、目の前の人が触って感情のフィードバックしてくれることは、やり甲斐になりますね。」そっか。確かに目の前の人が喜んでくれるのは嬉しいことだろうな。他に違いってどんな部分であるのでしょ。「ハードウェアだとなぜ動かなくなるかが分からなかったり、動いていたのに現場に行って動かなくなったりする違いがあります。ソフトウェアは外的要因があまり入らなかったり、バグがどこだかすぐに分かるのですが、ハードだと温度や湿度のような見えないものと戦ったりするのが全然違うところですね。」「原因を解消するには、ひたすら地道に改善を繰り返すしかないです。10日徹夜して帰らないで改善に追われるときもありました。」なるほど。確かにコンピューターの中の世界と、外に出て様々な環境要因にさらされるハードウェアでは全く違うものですね。面白い!

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yakul創業

新たな経験もできて、チームラボでは充実した生活を送っていたように見受けられるのですが、どうして会社を辞めて起業することにしたのでしょうか。「一緒に会社を創った大山さんが頭良いから、大山さんと一緒に何かやってみたかったんですよね。言っていることは面白いみたいだし、実際にやれば良いじゃんと思って。いつも会社が終わった後にみんなで夜遅くに集まって、考えたり泊まったりしているのが楽しかったんです。これをもっとやりたいなと思って。」おぉ。ナイスストーリー。うんうん。人ありきで会社を創るって良いですね。実際にやってみてどうなのでしょうか。「実際にやってみてメチャメチャ楽しいです。最初の半年はお互い毎日相手に対して殺すみたいな感覚があったんですけどね。オフィスが出来たり、次第にお互いの信頼を感じることでやりやすくなった。恋人は相手に見返りを求めて、家族は見返りを求めない。家族みたいな雰囲気の中でやると良いのではと思うようになりました。」家族みたいな雰囲気か。実際の家族は起業することに関してどうだったのですか。自分の両親は反対で、そこだけが問題でした。最初は「何を考えているんだ、大分に帰ってきなさい。」とまで言われましたよ。最終的には良しと言ってくれたけど。」そうかぁ。まぁ色々考え方はあるからね。でも認めてくれた分頑張らなきゃですな。

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未来に向けて

新たな道を踏み出した穴井くん。今後の展望とかあるんですかね。「小さな頃からミニ四駆ガンダムゾイドとかモノを作るのが好きだったんです。だからモノ作りはやっていきたいですね。」お。僕もミニ四駆作ってました。小さな頃好きだったことが仕事になるって良いよね。「自分が知らないことが山ほどあって、どこまで知ることが出来るか分からないけど、あらゆることを知りたいです。最初は設置するだけで精一杯だけど、やれば出来ることが広がっていく。それが、どこまで高めていけるのかを知りたい。そこを探求していきたいですね。」ハードを作るって色々大変そうだけど、そこを探求したいって良いですね。将来の夢とかってあるのでしょうか。「街の電気屋さんみたいになりたいですね。おばちゃんとかが困っていたら「ここをこうすれば良いよ。」って言えて何か困ったときに役に立てれば。」穴井駆け込み寺。良いですね。僕も分からないことあればお願いしまくろう!「僕らみたいな弱小零細企業の立場でも、個人としては動くモノを作りたい。ソフトウェアをやってきて音とかLEDとかやってきたから、自立して動くモノを作りたいんですよね。ハードウェアの話があったときに、先ずyakulの名前が上がるようになりたいです。」うんうん。良いね。僕もハードウェアの話があったらyakulにすぐに話をしますよ。何だか真面目な感じの穴井くんですが、この日は珈琲に塩を入れてました。そういうお茶目な一面もあります(笑)


僕はこう思った

何事も一歩目が大変だと言われます。確かに自分自身を振り返っても、最初の一歩を踏み出すって大変。穴井くんはチームラボ時代に誰も経験のないハードウェアを作るという分野で一歩目を踏み出して、今ではハードウェアを使った事業がチームラボの中でも存在感を大きくしているんですよね。この一歩目。きっと断ることも出来たのかもしれません。誰も教えてくれる人がいないから出来ないという理由をつけることも出来たのかもしれません。でも、そこで興味を持ったり、楽しみながら取り組んだ一歩目が今の穴井くんに繋がっているんだろうなと。いくらでも言い訳できる環境でも、言い訳なんてせずに悪戦苦闘しても楽しみながら取り組んでいく。その姿勢は周りの人たちも見ているし、何よりも自分自身の経験として大きなものとなり、新たな道が拓けていく。そんな気がします。穴井くん、そしてyakulの今後がこれからとっても楽しみです!


yakul情報

会社HP ヤックル株式会社 / yakul inc

記事 DMM.make - 電子工作の一歩先へ(1)「保育園の電子遊具作り プランニング編

今日のサシモニ会場

店名:伯爵 

住所:東京都豊島区巣鴨1-12-3

URL:伯爵 巣鴨店 (ハクシャク) - 巣鴨/喫茶店 [食べログ]

感想:伯爵という名に相応しく綺羅びやかな内装のお店。色んな喫茶店でモーニングを過ごしていますが、なかなかこのレベルの綺羅びやかさはありません。オススメです!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

トラックドライバーからIT業界へ。華麗なる転身。

今回のサシモニのお相手は鎌倉仲間の米山さん。現在はWeb関係のお仕事をされているのですが、元々はトラック運転手という異色の経歴。現在の爽やかな感じからは想像もつきません。過去の話から今後考えている事業まで様々なお話を伺いました!人間いくらでも変われるってことが、よく分かります。ぜひご一読ください!

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トラックドライバーからIT業界へ

現在米山さんは昨年ヤフーに買収されたコネコネットというサービスのマーケティング、パートナーセールスとして9年間在籍されています。どのような経緯でコネコネットに入社することになったのでしょうか。「20代~30代半ばまで40tトラックの運転手をしていたんですよ。ある時これじゃイカンと思って転職を考えるようになったんです。」トラックの運転手からIT系の企業への転職って初めて聞きました!面白いですね。簡単に転職できたのでしょうか。「楽天Amazon等に履歴書を送りましたが、ほとんどが梨の礫状態でした。ところが、コネコネットの社長に「弊社のビジネスプランを書いてみて」と言われて、一生懸命書いたところ評価されて入社できたんです。」面接段階でビジネスプランを書くこともあまり聞きませんね。面接一つ取っても色んな経緯があるものです。
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新境地の楽しさ

今ではIT企業の一員としてご活躍されている米山さん。ですが、元々は全くIT知識がなかったそうです。「僕が初めてインターネットに触れたパソコンのOSはXPなんです。ホントITに関してはずぶの素人だったんです。」米山さんの年齢が40代であることを考えると、初めて触るOSがXPというのはメチャメチャ遅いですね。僕ですら95が初体験でしたもん。でも確かにトラックドライバーだとパソコンは必要なさそうですもんね。全く違う世界に入ってみて、実際のところどうだったのでしょうか。「転職して楽しくて仕方なかったんです。やること全てが新鮮で、勉強することも何もかも楽しかったですよ。WEBの世界の可能性に魅力を感じて、ドンドン仕事にものめり込んでいきましたね。」やっぱり興味関心のある世界で勝負することが大事ですよね。やりたいことであれば、人から見たら努力と思われることも、楽しいと感じて出来ちゃうんですから。


トラック運転手の世界

僕は周りにトラック運転手の友人がいません。なので、ここぞとばかりにトラック運転手に関する話も伺ってみました。トラック運転手の楽しさって何なのでしょうか。「運転が好きな人なら全国の色んなところに行けるから、それが楽しかったりしますよる。ただ、都内から高速に乗らないで2日で九州まで行くようなこともありますから肉体的には大変です。」下道で九州まで行くのか。それはキツイなぁ。「睡眠時間も4時間のときもありました。なので、人には決して薦められないです。だけど、物流は血液だからやるしかない。物流が止まったら何も動かなくなりますからね。」そうか。確かに物流は血液ですね。現在の労働環境は分かりませんが、多少コストが転化してもドライバーさんの職場環境が良くなってもらいたいですね。米山さんがドライバーとして働いて、培ったものはなんなのでしょうか。「人より打たれ強い性格になっていますね。仕事でキツイというときも、運転手のときに比べたら大したことないです。色んな耐性はついたと思いますよ。」確かに根性系の仕事だろうから、胆力は凄そうです。良い修行の場だったといえるのかもしれませんね。f:id:sashimoni:20140709173510j:plain
※40tトラックの参考画像。IA増田選手のblogより。 

新たな世界

華麗なる転身を遂げてきた米山さん。いま仕事以外で興味関心のあるものってあるのでしょうか。「サーフィンを20年やっています。継続してやっている中で思うことは、サーフィンの世界って非常に閉鎖的だと思う。ちょっと波が良くなるとローカルの人達が占拠するような感じもあるので、もっと参加するハードルを下げたいなと思ってます。アウトドアスポーツで簡単にミートアップできるサービスなんて良いですね。」なるほど!アウトドアスポーツのミートアップっていうのは面白いですね。結構ニーズありそうですよね。「意外とそういう機会を求めている人は多いはずです。どんなジャンルでも初心者と経験者が同じ地域で知り合う機会がなかなかないんですよね。事業者にお金を払うのではなく、初心者同士や出身が一緒等々。同じ共通項を持っている人とやれれば良いですよね。」あぁその感じ良いですね。色んなタグがついていて出会える感じかな。そもそもどうして、そんなことを思い付いたのでしょうか。「結婚、出産を機に昔のサーフィンの仲間が離れていったので、自分の近所で一緒に出来る人がいないかなと思ったのがキッカケです。今のところはあれこれ考えないで、とにかく思っていることをアウトプットしようと考えています。集まる動機は何でも良いんだけど、様々なキッカケ作りがやりたいんですよね。」キッカケ作り。メチャメチャ良いですね。その根底にある想いは世の中の人の課題解決をしたいことだそうです。それって、とても素敵だし超絶応援したいです!!今後の米山さんの展開がとっても楽しみです!
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僕はこう思った

米山さんの話。よく「人はいくらでも変わることが出来る」と言われることがありますが、まさに実践していらっしゃいますよね。今僕は31歳なのですが、周りの人を見渡してもたった10年にも満たないキャリアの中で、「自分はもうこの世界でしか生きられない。」と悲観しているような方って少なからず見受けられるんですよね。そんな人にこそ米山さんの話を知ってもらいたいです。30歳オーバーのIT音痴のトラックドライバーが、IT業界に転身して活躍できるわけですよ。転身することに恐れを感じる人にとってはこれほど心強い話はないですよね。もちろん自分自身もそうです。まだまだ修行中の身ですから、どこかで固めるような地位も何もないですが、いくつになってもこの話は忘れないでいたいです。経験がないことを恐れない。興味が湧いたのであればチャレンジしてみる。興味のあることだからこそ楽しくチャレンジできるし、そうすれば結果も後から付いてくる。大事ですよね。

 

今日のサシモニ会場

店名:ダウンステアーズコーヒー

住所:東京都港区六本木7-3-10

URL:ダウンステアーズコーヒー (DOWNSTAIRS COFFEE) - 六本木/カフェ [食べログ]

感想:六本木にあるベンツのショールームも併設しているカフェです。天井が抜けていて気持ち良いですし、朝は人も少なめで結構ゆっくりできますよ。オススメです! f:id:sashimoni:20140709171912j:plain

サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

日々の積み重ねの大切さ

今回のサシモニのお相手はネットショップの運営やコンサル等を行っている板羽さん。電子書籍の出版社を立ち上げたり、「これまじ!」というWEBサービスを運営したり、多方面にご活躍されている方。夏は家族ノマドニセコに移住する等々。自由な生活を送っているイメージの方なのですが、元々はお固い公務員なんですよね。これから自分で何かを始めようと思っている方にとっては、参考になる話も多々あるかと思います。そして板羽さんという人の考え方等もメチャメチャオモロいです!ぜひご一読ください!!

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メモリアルな商品

元々は公務員の板羽さん。現在はどのようなお仕事をされているのでしょうか。「ネットショップの運営をやっています。メインは体重ベアといって子供が生まれた時に子供と同じ身長、体重のテディベアの人形の販売。最近は還暦祝いの商品も扱っていますよ。」そういえば、1ヶ月前くらいにスマステーションという番組で板羽さんの扱っている商品が取り扱われていました。人気あるみたいですね!なぜ体重ベアを扱うことになったのでしょうか。「元々はシュタイフ等の有名ブランドのテディベアを販売していたんです。コレクターがいるから、在庫を抱えても価値が下がらないし、単価が高い商品。つまり粗利も取れます。ただ、手縫いのためテディベアの表情が同じ品番の商品でも若干変わるんです。そのため、一体一体撮影しなければならない手間がかかる。そもそも自分がテディベアを好きじゃないから、コレクターの気持ちも分からない。それでコレクター商品は止めて、体重ベアを扱うようになったんです。」なるほど。コレクターの人は拘り強そうなので、一体一体の違い等大変そうですもんね。でも、またどうして体重ベアなんでしょう。「メモリアルなものがやりたいんです。だから還暦祝いでやっている別サービスも含めて、オーダーメイドのものしか扱わないと決めています。幼少時代に自分自身が家族との関係が良くなかったから、幸せな家族となることに少しでも寄与できるものを提供したい想いがあります。」家族が幸せになる仕事、メチャメチャ良いですね!!

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公務員からの脱却

幸せな家庭を作るために公務員になったという板羽さん。なぜ公務員を辞めて独立したのでしょうか。「最初はヤフオクがキッカケです。海外へ旅行に行くときに急遽旅行用カバンが必要になって購入したのですが、すぐに不要になったのでヤフオクで売ってみたのです。そしたら想いもしない金額で売れて。それから色んなものを妻と仕入れに行って販売する。そんなことを続けていたら、いつの間にか公務員を辞めて自分でネットショップを開設するようになっていました。」10年以上前の話だそうですが、結構早い段階で手がけていたのですね。他にもネット関係のサービス等をやったのでしょうか。「2000年頃にテニスサークルを作ったんです。ホームページビルダーを使って、サークルのホームページを作りメンバーを集めてみました。すると、すぐにインカレの優勝者や弁護士とかお医者さんが集まったんですね。」なるほど。当時は似たようなサービスがなくて、ドンドン人が集まってきたのでしょうか。「ページの作りが良かったのもあるかもしれません。トップページにメンバーの顔写真や日々の活動も記載されていたし、結構美?美女が集まっていたのも大きかったのでは(笑)」美男美女。。。メチャメチャ大事ですね!!「サークルをまとめているサイトもなかったので、関西テニスネットというサークルのまとめサイトも作りました。一番上に自分のサークルを紹介したら、ドンドン人が集まってきて、5ヶ月目にはテニスコートに人が入りきらなくなりましたね。」凄いなぁ。ネットが花開く時期に自分自身が行動に移してネットの力を思う存分感じていたわけなんですね。

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電子書籍出版

ネットショップをやりながら、今ではウズウズ出版という電子書籍の出版社もやっている板羽さん。一体どんな繋がりがあったのでしょうか。「元々WS×2(ウズウズ)という経営者向けの勉強会を大阪でやっていたんです。今も7年以上続いています。元々公務員だったから、商売する上でのツテが全くなかったんです。それで、テニスサークルの経験から、自分が勉強会を主催すれば周りに多くの人が集まると思ったんです。」自分で実践した経験がこんなところでも繋がっているんですね。面白い。「中小企業の人達はそれぞれ色んなものを持っているから、それを共有できたら良いですよね。勉強会は知恵の共有がコンセプトです。ただ、共有できるのがその場の参加者の20~30名でしかない。ストックされていかないのが、もどかしかったのです。それで知恵がストックされるように電子書籍の出版社を始めることにしたんです。」おぉ。これはまさに僕がサシモニblogをやっているのと同じ理由です。僕も朝色んな人と会って会話している中での学びや気付きを、自分一人で持っているのは勿体ないと思ってサシモニblogをやっているんです。

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売れるのか!?電子書籍

電子書籍ってここ数年よく聞くようになりました。僕はKindleを使っているのでわりとヘビーユーザーなのですが、電車でKindle使っている人あまり見ませんね。実際に出版する本は売れているのでしょうか。「1ヶ月に4冊ずつ出しています。半年で15人が本を出してトータルで4,000冊売れました。(2014年2月時点)無名の個人が出しているとテレビに取り上げられたりすることもあるし、Amazonに取り上げられて1日で700冊売れた事例もあります。」1日700冊は凄いなぁ。上手くいっている要因はあるのでしょうか。「表紙はデザイナーが作って、弁護士によるリーガルチェックやライターの添削もサービスとして提供しています。ストーリーとしてきちんと読んでもらうには本しかないです。ブログでは話がまとまってないですからね。本を出すことでブランディングの向上に繋がるので、本単体の売上よりも本を読んでもらうことによって本業の売上が上がっていますね。」確かに自分のことや会社のことをストーリーで知ってもらうためには、本は有効なツールですよね。僕もいつか出版してみたいな!

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仕事での喜び

現在ネットショップも順調そうですが、どのあたりに要因があるのでしょうか。「体重ベアのサイトにはお客様の声がたくさんあるのですが、こちらから依頼したわけではないんです。お客様から勝手に送ってきてくれているんです。元々自分で全て運営していたのですが、妻にもお願いしたら、僕よりも丁寧にお客様に対応するように変わったんです。そうしたらお客様の声が多く集まるようになりました。」おぉ!奥様の力が絶大ですね。素晴らしい夫婦の連携プレーです。「愛のあるサービスしかやらないと決めているんです。心が暖かくなるようなものですね。」愛ですか。良いですね。でも板羽さんがやられているHPの収益改善のコンサルって自分のサービスではないですよね。「求められて「応援したいな」と自分が思ったらやるようにしています。自分でサイト運営をしている方がコンサルやるよりも収益は良いのですが(笑)大手ではできない親身に誠実に出来るかどうかが僕の強みですね。これも個人だから出来るんです。」なるほど。結局コンサルやるのも愛があるからこそなんでしょうか。愛は偉大ですね!

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モチベーションの保ち方

板羽さん仕事も何かも順調にいっているよう に見えますが、実際のところはどうなのですか。「モチベーションを保つことを一番考えていますよ。起業した当初は子供が2歳くらいで公務員をやめたから、とにかくがむしゃらにやっていました。当時は背水の陣です。今は売上も安定しているので、自分を律することが必要ですね。」なるほど。確かに起業当初の追い込まれた時期とは状況が変わっているでしょうね。他にモチベーションを保つためにやっていることってあるのでしょうか。「電子書籍事業は仲間を巻き込んでいるので、必ず結果を出さなければならない。これが良い意味でのプレッシャーになっています。」仲間を巻き込むとやらなきゃいけない感は大きくなりますもんね。「ウズウズ出版は今後より多くの人に伝えていき、出して良かったと思える出版社にします。さらに知恵の共有が進むようサポート側で徹底しますよ。」おーーウズウズ出版の今後も楽しみだ!

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日々を大切に

なんか良い話ばかりでちょっと食傷気味になってきたのですが、普段意識していることってあるのでしょうか。「毎日の夜が大晦日だと考えること。年末は1年の振り返りをしますよね。そして元旦に1年の計画を皆さん立てます。毎日が大晦日だとすると毎朝が正月。つまり、毎日きちんと振り返って、毎朝計画を立てる習慣。これが大事だと思っています。」それは大事過ぎる。一日一日を計画的に大事にするって何をする上でも大切ですよね。「結果は日々の積み重ねでしかないのだから意識しています。お陰で毎日計画的に行動できていますね。」うっ。。。その場その場のノリで生きている人間としては耳が痛い。。。他に仕事や様々なプロジェクトを行う上で大事にしていることってありますか。「ターゲットは常に自分です。自分がターゲットだったらお金にならなくても良い経験になります。モチベーションも保ちやすいですね。」そっか。その視点はサービスを作る上でも重要ですよね。なんかとっても勉強になる板羽さんの言葉の数々。一つでも真似できるよう頑張る次第であります!!

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僕はこう思った

公務員から起業された板羽さん。実は現在板羽さんと同じオフィスで働いているので分かったことかもしれませんが、とても堅実なお方です。結果を残すために行動するのはもちろんなのですが、プロセスをきちんと踏んで昇華されているイメージ。文中では割愛しましたが、例えばヤフオクに出品するための物の仕入れ方も、フリマで買うところから、ブランドの招待制のチケットを購入して効率的に購入する。といった経験をして、ネットショップの開設に至っているんですよね。いきなりネットショップ開設するんじゃなくて、たまたまかもしれないけれども面倒なことから経験し、効率的に出来るまでの段階を全て経験していらっしゃる。他のビジネス等に関しても、そうやって地道なところも踏まえていらっしゃるように思います。だからこそ、自社サービスが順調に進むし、コンサルでもクライアントが結果を残せるようになる。こりゃ自分自身にも戒めないとなと。当たり前の話なのですが、着実に着実に。上を見ることも大事だけど、歩みを進めるためには足下の一歩から進めることが不可欠です。足下をしっかりと固めていこうと。浮かれ気分になったときは、オフィスの座席を左90度回して板羽さんのご尊顔を見ながら、自戒していこうと思います(笑)

 

板羽さんのサービス

【これまじ!】これ買ってまじ良かったよ!!

はてブにも上がったりする人気サイトも運営されています。これまじ!って読んでいるだけでもオモロいサイトです!!

テディベア タイム/体重ベア,ウェイトドール通販専門店〜出産祝い・結婚式に大人気!〜

噂のテディベアサイト。友人へのお祝いなんかでも喜ばれるかも!?

喜ばれる還暦祝いなら!お祝いギフト工房-還暦祝い店-

還暦祝いは今や赤いちゃんちゃんこじゃない!赤いちゃんちゃんこを着たテディベアもいるよ!

ウズウズ出版〜あなたの夢を叶える出版社〜

10万円から電子書籍が発刊できるウズウズ出版!ブランディングとしての出版いかがでしょう?

大阪の起業家 勉強会 wisdom sharing work shop✤ウズウズ✤ ~知恵の共有ワークショップ~/IT

板羽さんがやっている大阪での勉強会!今でも毎月開催されているそうなので、大阪の方是非行ってみたらどうでしょうか!

株式会社ベビログ

板羽さんの会社。ネットショップの運営等で困ったことがあればご相談してみてはいかがでしょうか??

 

今日のサシモニ会場

店名:カフェ&レストラン マーブル

住所:東京都渋谷区恵比寿西1-9-5 ホテルエクセレント恵比寿 2F

URL:カフェ&レストラン マーブル (Marble) - 恵比寿/喫茶店 [食べログ]

感想:恵比寿で7時からモーニング出来るところって、あまりないんですよね。こちらはゆっくりと時間を過ごすには良かったです。珈琲おかわり自由だったと思いますし。オススメです!

 

サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

感じる感覚を増幅する。

今回のサシモニのお相手はカマコンバレー仲間の池田さん。某大手広告会社に勤めるグラフィックデザイナー歴22年のベテランさん。デザインの話から鎌倉での生活の話や子供との関わり方等々。素敵な大人の話です。グラフィックデザインの仕事に興味のある方も、鎌倉に興味のある方にも幅広くオススメです!是非ご一読ください!
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グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーの仕事。友人でも同職の人がいるのですが、グラフィックデザイナーの仕事ってどういうものなのでしょうか。「美大に行く人ってゼロから何かを作りたい人と、解決するためにデザインしたい人の2パターンに分かれます。自分は後者。広告はコミュニケーションだから絵画とは違う。解決策を提供するのが広告です。」なるほど。いきなり素敵な結論いただきました。広告デザインは解決するものを作っている。その通りですね。普段はどのように仕事をしているのでしょうか。「多くの企業やサービスに携わる仕事をしていますよ。広告会社にいると多種多様な人やメーカーの人と関係を持てるのが楽しいですね。」「毎回新しいクライアントの度に勉強します。本気で考えている人や、本気で売りたいと考えている人と一緒に仕事をすることが楽しい。良いものを作りたいというメッセージを伝えたいし、気持ちベースで応えたいと思う。」普段は落ち着いた感じの池田さん。仕事に対してはとっても真摯で熱い感じが伝わってきます!!
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デザイン業界の移り変わり

22年もやられていると時代の移り変わりを感じられるのではないかと思います。デザイン業界でも感じるものはあるのでしょうか。「テクノロジーの進化が一番大きいですね。昔は文字組みをするだけの文字組み屋さんがいて、それを出力して版下に繋げる。それがMACが登場したら、いつの間にかデータ入稿が基本になりました。」データ入稿って今や当たり前ですもんね。文明の利器を感じます。「昔は手作り感のあるものだったんですよ。写植の前はレタリングで一つ一つ作る。僕は今でも水族館の広告は自分で文字を作っています。フォントがデジタルに変わったときに、冷たさを感じたんです。イラストを自分で作るのであれば、文字も作ります。」池田さんが個人でやっていられる水族館の広告。下記写真にありますが、暖かさがありますよね。これは文字を一つ一つ作っているからなのですか。職人さんって凄いな!!
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欲しいものは描く・作る

デザイナーとして長く働かれている池田さん。やはり小さな頃から絵を描くことが好きだったのでしょうか。「子供の頃から絵を描いたり、作ることが好きだったですね。絵を描くことで欲しいものを手に入れていたかもしれない。粘土でもロボットを作っていました。」面白いですね。自分が描くことや作ることで、実物を手に入れることなく、手に入れた満足感を覚えていたんですね。僕にはなかった感覚です。「表現の仕方が合っていたんですよね。描いていた絵はファンタジーではなく、欲しいもの好きなものをひたすら描いていました。実物を描いていたのは、現在の広告の仕事に繋がっているかもしれません。」そっか。小さなときに好きでやっていたことが今の仕事に繋がっている。天職といえるものなのかもしれませんね。
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鎌倉での生活

池田さんは元々鎌倉の生まれ育ちではなく、数年前に鎌倉に移住されてきたそうです。実際に鎌倉に住んでみてどうなのでしょうか。「鎌倉に引越してきてからも小さな頃と変わりなく、何かしら作っています。棚を作ったり、下駄箱を作ったり。作ることが自分の基本にありますね。」池田さんのご家庭では、冬は池田さん自身が薪を割って薪ストーブで生活したり、電子レンジもご自宅にないそうです。ホント昔ながらの自然な生活ですね。お子さんとはどのように接しているのでしょうか。「子供には楽しませることを大事にしています。お風呂に入るのも楽しませる。すると自発的に楽しめるようになって、おもちゃや本を持って2時間入るようになりますよ。」徹底的に子供を楽しませる。良いですね!!「自分の生活の中でどう楽しめるかを教えています。洗濯物を畳むのを褒めてあげると好きになってやるようになるし、出来るようになる。小学校1年生で林檎剥いてお母さんにあげたりしています。」「ご飯を食べるときは、自分が何を食べても「美味しいね。」って言って食べると、子供も食べたくなりますよね。寝るときも思い付きの話をしてあげるだけで、子供が布団に入ることが好きになる。すると、子供が思い付きの話をしてくれるようになって楽しいですね。」素敵です。子供の教育ってやったことないので分かりませんが、池田さんのこの話は絶対に心がけていきたい!!。。。まずは彼女作れ俺!!
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デザイナーの仕事の楽しみ

あらためてデザイナーの仕事の楽しさってどこにあるのでしょうか。「今の仕事はディレクター職ですが、やっぱり手を動かすのが好きだなと思います。もちろん、自分と違う人の力を得ることで、形になる部分の面白さはあります。予想だにしないアイデアの面白さはある。ただ、全てを仕上げられない部分で自分だったらこうしたいと思うこともありますね。」そうなのか。会社での地位が上がると管理職になって、やりたいことがやれないことがあると一般的に聞きますが、葛藤もありながら楽しい部分も感じていらっしゃるのですね。将来やりたいことって何かあるんですかね。「将来的なビジョンは特にないです。どの企業の仕事をしたいとか、そういったものがないですね。良い物が作りたい人がいれば一緒にやりたいと思う。きちんと人と関わっていきたいです。その場その場の気持ちとか大事な気がしますね。」「5年後10年後に作るものがデザインじゃなくても良いです。広告やグラッフィクだけの枠ではない。誰かの役に立つものでありたい。出たものが愛されれば良い。むしろ俺のこと放っておいて貰って良いですよ。」面白いなぁ。デザイナーさんって俺が俺がで結構出たがりなのかと思っていたら、そうでもないんですね。「足下をちゃんと見てやっていく方が楽しいかもしれないですね。3年後の解決よりも今が大事。ぼやっと将来を見ておくことは考えますが、急いで売るためにはダメですね。」「感じることが大事です。感じる感覚を増幅する。それがデザイン思考に繋がる。手を動かすことで学ぶのは触ってみて感じてみたい。」感じる感覚を増幅する。メチャメチャ良い言葉ですね。なんか普段受けない刺激を受けることが出来ました。池田さんありがとうございました!!
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僕はこう思った

池田さんの話。今の時代に生きる者としてとっても参考になる話が多かったです。今や電車の中にいると誰もがスマホをいじっている。僕もそうです。ちょっとした空き時間でも、ついスマホをいじってしまうことが多々あります。でも、それをやっていて感じているのか。自分の感覚で感じているのか。そう問われたら、ただただ流れているものを右から左へやり過ごしているのが95%くらいな気がします。あらためて自分自身の感じる感覚を尊重させないとと気付かされました。そして池田さんのお子様への接し方も素敵です。でも、これって決して子供に対することだけじゃなくて、会社の部下や同僚や仲間たち。全ての関わる人に言えることではないでしょうか。とにかく徹底的に楽しめるようにする。僕は未だに洗濯物が楽しいと思ったことはありません。でも池田さんのお子さんは「洗濯物は楽しいもの」という認識が芽生えて、楽しんでやって上達もする。それと同じくらいに今目の前にある仕事や、全ての出来事を楽しめる観点から見ていけば、世の中の全てが楽しいものと自分自身が捉えることができる。そうすれば毎日が楽しさで彩られた日々になるのではないでしょうか。一日一日を楽しんでいきましょう!!
 

今日のサシモニ会場

店名:café vivement dimanche

住所:神奈川県鎌倉市小町2-1-5 桜井ビル 1F

URL:カフェヴィヴモンディモンシュ (café vivement dimanche ) - 鎌倉/カフェ [食べログ]

感想:ここのワッフルはなかなかイケてます!!週末の昼間なんかはいつも大混雑。だからこそ、朝からゆっくり過ごしてみるのも良いものですよ。オススメです!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

人が中心にある仕事

今回のサシモニのお相手は僕も含めて3人社長のomoroという会社をやっている仲間のマイマイ。この人ホント素敵で面白い人なんです。omoroの3人の中で一番面白いのは間違いなくこの人。現在本業では同時通訳者を仕事としている彼女ですが、過去の経歴も魅力たっぷりです。イギリスに留学していた時の話や、過去の仕事の話等面白い話が盛り沢山。彼女の魅力の断片を知ることができました。ぜひomoroの社長の話をご一読ください!

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同時通訳者の仕事

彼女は現在同時通訳者の仕事をしています。同時通訳って人の話を聞きながら、瞬間的に訳して伝えるわけだから、かなりハードルが高そうな仕事です。そもそもなぜ同時通訳の仕事をするようになったのでしょうか。「帰国子女だったから、日本に帰ってきた大学生のときに、たまたま通訳のバイトの話があったんだよね。体力系のゴルフやテレビ番組の仕事をやったよ。」なるほど。最初はバイトから入ったわけですね。大学時代には他にどんな通訳の仕事があったのでしょうか。「大学時代に休学してピースボートの通訳をやったんだ。お客さんが日本人でスタッフが外国人だから通訳が必要になるの。他にも世界中の寄港地で色んなゲストが乗ってくるので、ゲストが講座をやるときに同時通訳していた。そこで同時通訳者としての経験が積めたんだよね。」ピースボートで通訳の仕事する人なんているんですね。船に乗ってひたすら通訳する日々。良い修行になりそうですね。てか、どうしてピースボートだったのでしょうか。「高校時代に好きだった人が客船を作りたいって話をしていたの。だから、ハネムーンは世界一周が良いなと思っていて。下北沢の居酒屋でピースボートのポスターを見て、「待ってられない!!」と思って翌日に申し込んでいたの。」こういうのがマイマイっぽいです。ハネムーンが待っていられないから、大学休学してピースボート乗るって全く意味不明ですもん(笑)

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同時通訳の醍醐味

同時通訳者になった経緯は分かったのですが、同時通訳者の仕事で大事なことって何なのでしょうか。「同時通訳は進み続けないといけないの。細かいところに拘り過ぎると難しい。良い意味で大雑把でクヨクヨしないことが大事かな。そういうところが性格的に合っているなと思ったんだよね。」確かに話し手は通訳がいるからこそ、安心して自分の話を続けていくので、同時通訳者が思考を止めている暇なんてないですね。でも、結構大変そうな気がするのですが、事前準備とかって結構やったりするのでしょうか。「相手が何を考えているか。その人が書いた本を読んだり、相手の意思を汲んだりするよ。モノを知っていないと辛い仕事なの。バックグラウンドにある英語と日本語の語彙だったり、ある程度の知識がないと成り立たないよ。色んなところで色んな違う経験を積むことが必要かな。」そうなのかぁ。確かにいちいち自分の中で疑問を覚えていたら正確に伝えられませんもんね。なんかマイマイ凄いぞ!f:id:sashimoni:20140401071146j:plain

英語を使わない仕事

新卒で始めた仕事も同時通訳者だったのでしょうか。「最初に入った会社はリンクアンドモチベーション。英語は親が転勤になって境遇で身についたものだから、それ以外のものを身につけてみたかったんだ。」「ロジックの部分と感性の両面を持てる人になりたいと思っていたの。ピースボート時代にもっと良い世の中に出来ると気づいたから、変化を起こしたいという気持ちもあったよ。」ほぉ。通訳の仕事とは全然違う方向性にいったのですね。面白いものです。実際働いてみてどうだったのでしょうか。「メチャメチャ良かったよ。M&Aされた会社の風土を作ったり、会社の人事に関わって、人の人生が変わる手助けをするのは楽しかった。そのときの繋がりが今も生きているしね。」なんか良い感じですね。でも途中で退職したのはなぜなのでしょうか。「組織の中で自分の個性を押し殺して働くのが向いていないって。英語を一切使わなかったけど、英語を使うことが出来ないことにも苦しみを覚えたの。」「当時は苦手なことを克服することがメインだったけど、世の中に貢献して変化を起こしたかったら、自分が得意な部分でやった方が良いと実感できたよ。」そっか。自分の特性に気付けただけでも、最初に選んだ会社としては正解だったのかもしれませんね。それにしても普段のにこやかにしているマイマイからは、あまり感じられない心情的な話が素敵です。

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キャリアの移り変わり

さて、リンクアンドモチベーションを退職して、その後はどうしたのでしょうか。「

しばらくフリーランスで通訳していたんだけれど、みんなでやる仕事の喜びを知ったから、また誰かと働きたくて。NHK WORLDの立ち上がりに関わったの。いきなりディレクター職で始めたんだよ。」テレビのディレクターっていきなり出来るものなんですね。驚きです。「10分間のニュース番組のうち、3分間の経済特集を担当していたの。生き様フェチだから、色んな人に会えたり、色んなストーリーを知る機会が持てたのが楽しかったんだ。」今でも生き様フェチって言ってますもんね。過去の仕事からも繋がっているんだなぁ。他にはどんな仕事をしていたんでしたっけ。「INGの日本法人の立ち上げにも関わったよ。オランダの会社でオフィスの雰囲気が良かったのと、多国籍な感じが良かったの。戦略企画室に在籍していたんだけど、日本で新たに銀行を始めるから、金融庁から免許をもらわないといけない。1回免許を取るのに失敗して、免許の取り直しから関わったの。」なんかこの人本当に色んなことをやっています。しかもレアな仕事ばかりで面白い。その後はどうなったのでしょうか。「免許を無事に取れて1週間後に開設するときに、リーマンショックがあってオランダ政府からストップが入っちゃったの。それで解散することになって、みんな涙涙になったんだ。」それはキツかったでしょうね。せっかく免許まで取れたのに。ホント色んなドラマがあるものです。

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見つけた天職

バイリンガルベビーシッターをやったんだ。10人くらいの子供を育てて、かつ同時通訳も出来るから天職だと思ったの。だけど、抱っこしすぎて腰を壊して引退を余儀なくされたんだ。」面白いです。このストーリー。せっかく天職を見つけたのに、腰を壊して引退だなんて。。。「子供と触れ合うのはノンストレスで心から楽しめるし、彼等がハッピーになる触媒になれる。誰に対しても自分は同じでいたいと思うし、子供に対しても同じように考えているよ。」素敵ですね。マイマイの子供好き感が良く伝わってきます。ベビーシッターの後は何をやったのでしょうか。「ドミノ・ピザに転職したの。ファンドが会社を買って、社長が外国人になったんだ。社長の秘書であり、通訳であり、アシスタントをやっていたの。」なんか、また大きくステージが変わりましたね。ベビーシッターが、社長秘書且つ通訳ですか。「社長が日本にいる間の全ての通訳をするから、全ての会議に同席するし、社長が日本にいないときは日本で何が起こっているか、目となり耳となりとなっていたよ。」それは大事な仕事ですね。凄いなマイマイ。「社長が現場主義だったから必ず全店舗に視察に行って、お店が大変そうだったらピザも作ってた。現場の人達は本当に頑張っていたよ。」社長がピザを作るってやりますね。社長の通訳で大事なことってあるのでしょうか。「社長の言葉は自分が全て通訳する。自分がどのように通訳するかで、現場の5,000人の人達のモチベーションも変わる。大事な仕事だと感じていたよ。」自分の言葉一つで現場の社員の受取り方等が全て決まるんですもんね。通訳の仕事ってホント責任重大です。

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イギリス寄宿舎時代

様々なキャリアを積んできたマイマイですが、学生時代はどんな子だったのでしょうか。「高校生のときに女子校の寄宿舎に入ったの。ご飯が美味しくなくてひもじい思いをしていたよ。メチャメチャ厳しい学校だったの。夜はセキュリティがあって1階にも降りれなくて。お腹が空いた時にピザの配達を注文した時は、洗濯カゴに靴下とかを繋いで2階からカゴを吊り下げて、カゴにピザを入れてもらったりしたよ。」なんか映画の世界の話ですね。流石イギリスって感じがしますわ。「一年に一度だけ、好きないたずらをしても良い日があったんだ。校長先生の電話番号を使って「ピザ屋オープンしました!!」ってチラシを撒いたり、学校中の扉を全て外して積み上げたり、トイレにサランナップしたり、先生の車をトイレットペーパーでグルグル巻きにしたり、下級生のクラスを風船まみれにしたりして楽しかったよ。」すげぇなイギリス。なんかスケールがでかくてビビリます。先生寛容すぎ!!日本じゃ聞いたことないなぁ。 

日本の大学へ

そんなマイマイなのですが、どうして日本に戻ってきたのでしょうか。「獣医になろうと思っていたの。だから、高校卒業後はイギリスの大学で獣医に入ることになっていたんだ。イギリスで獣医の免許を取ると、EUだと仕事を出来るけど日本では仕事が出来ない。長くEUにいることになると思って、短期間の滞在目的で一度日本に帰ってきたんだ。」ふむふむ。まぁここまでは分かる話ですが、日本の大学に入る流れが分からんですな。「日本に帰ってきたら、友達みんなが大学に入っていたから半年だけ大学に入ることにしたの。その時に、ラクロスとテニスのサークルに入ったら、女子代表を打診されて引き受けちゃったんだよね。それで日本で大学生を続けることにしたの。」いやぁ昔からぶっ飛んでますね。普通サークルの代表を任されたからって、イギリスの大学に進学すること辞めますかね(笑)大学では何をやっていたのでしょうか。「農学部の中で生命工学の勉強をしていたの。狂牛病の問題を治すことに興味があって、生命工学を勉強していたよ。ips細胞とか砂漠を緑化するのに菌を増やすこととかね。」生命工学の勉強ですか。なんか今のマイマイから想像つかない。「生物学が好きなんだ。多様性があることが生き物としての強さだし、世界を回ってみても、色んなモノがモザイクみたいに組み合わさっているのが美しさだと思った。そういう世界があれば良いなと思う。人の多様性もそうだと思うし、それぞれの生き方が輝いていると思う。」うんうん。とーーっても良いですね。多様性のある世界が僕も好きです。

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 人のことを伝える

なんかハチャメチャに動いてきたようなマイマイですが、今後の関心はどのようなところにあるのでしょうか。「インタビューの仕事を通じて、もっと謙虚でありたいし、他の人の素晴らしさを分かるようになりたいと思っていたの。人って最大のメディア。人の生き様がある。それを伝えていきたい。」「通訳の仕事でも100が80で伝われば良いと思われがちだけど、100は100で通訳したいし、110や120になればさらに良い。自分が介することで、物事が上手くいくようになれば嬉しいの。」そうか。通訳次第で100が110にも120にもなる。素敵な仕事ですね。でも、具体的にはどうすれば良いのでしょうか。「プラスアルファの文脈も伝わると場が良くなるし、表情も良くなるよ。相手を理解できた場が生まれるの。でも、同時通訳者の中にも正確に出来ていないことが理解できていないケースもあるから、少しずつ変わっていけば良いなと思う。同じ世代で両方の言語でネイティブとして育ってきた人達と、同時通訳者も変わらないといけないよねと話しているんだ。」なるほど。同時通訳者の仕事って今まで全く知らなかった世界なのですが、本当に通訳者1人の影響で場が大きく変わるものなんですね。ぜひぜひ今後も良い場を作り続けてもらいたいものです!!

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僕はこう思った

現在一緒に会社をやっているマイマイ。彼女の近くにいて特徴的だと思うのが、彼女に関わる多くの人が、彼女のことが大好きになる。とっても愛され女子なのです。「なぜ、この人はみんなに好かれるのだろうか。」そう考えて今回のサシモニを振り返ると、彼女が多種多様な仕事をしたり、色んな経験を積んでいる中で、彼女の中心にあるのは「人」なのだと気付かされます。通訳の仕事やNHKのディレクターの仕事も、「誰かのため」がある。自分が好きな人や興味を持っている人のための仕事なんですよね。それだけ人を好きに、大事にする彼女だから、多くの人に好かれる存在なのかもしれません。omoroという会社は僕と大山選手とマイマイの3人が社長なんですが、彼女を含めてみんな種類は違えど、誰かのためという気持ちや、やさしさを持ち合わせている気がしています。だから、「人軸の会社をやって色んなことを実現しよう!」という掛け声に賛同して集まったのかもしれません。だからこそomoroとして、色んな人達と多くの価値を生み出せたら良いなと思うんです。頑張りますよ。大山選手、マイマイ共々。というわけで、今後もomoroをよろしくお願いします!!(最後宣伝にしちゃった 笑)

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せっかくなので大山選手

大山選手とのサシモニはこちらです。

現状に飽きたらず。常に前へ。 - サシモニ

ついでのついでに僕

自分1人でやったオレモニはこちらです。

【オレモニ!】omoro創業のはなし - サシモニ

 

今日のサシモニ会場

店名:Lauderdale 

住所:東京都港区六本木6-15-1六本木ヒルズ けやき坂テラス 1F

URL:Lauderdale | ローダーデール

感想:ちょうどこの時期は目の前の桜並木が開花していて、とっても良かったです。お店の居心地も良いので、オススメです!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「菱木とサシモニしてしてみよう」と思った方は、是非お気軽に下記連絡先までご連絡ください!